京都新聞杯、新潟大賞典、NHKマイルC レース回顧
京都新聞杯
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:晴れ、芝:良
1日を通して良馬場で開催されました。
9R 古馬2勝クラス2000mの走破タイムが1.57.7、標準タイムが1.59.8、当レース走破タイムが2.11.2、標準タイムが2.11.7なので速い時計の出る馬場でした。レース当日は逃げ先行勢が幅を利かせていて、内枠の馬の連対が多かったです。内前有利のバイアスが強く出ていました。
ラップタイム振り返り
走破タイムが2.11.2、前半通過タイムが35.7-47.9-60.3、後半上りタイムが58.2-45.6-33.8、後傾ラップでレース当日の馬場を考えてもスローペースでした。
新潟大賞典
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:晴れ、芝:良
1日を通して良馬場で開催されました。
8R 古馬1勝クラス1800mの走破タイムが1.50.5、標準タイムが1.46.5、当レース走破タイムが2.00.1、標準タイムが1.57.9、両レースともスローペースだったとは言え、時計の掛かる馬場レベルでした。
逃げ先行勢が幅を利かせていて、外枠の馬の連対が目立っていました。
ラップタイム振り返り
走破タイムが2.00.1、前半通過タイムが36.9-49.2-61.6、後半上りタイムが58.5-46.1-34.4でスローペースで、不良馬場で行われた昨年よりも前半通過タイムは遅かったです。
NHKマイルC
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:晴れ、芝:良
1日を通して良馬場で開催されました。
9R 古馬3勝クラス1600mの走破タイムが1.32.5、標準タイムが1.33.6、当レース走破タイムが1.32.4、標準タイムが1.33.8なので速い時計の出る馬場レベルでした。先行勢が幅を利かせていて、展開、頭数次第で追い込みも決まり、内外万遍無く勝ち馬が出ていました。
ラップタイム振り返り
走破タイムが1.32.4、前半通過タイムが34.3-46.3-58.3、後半上りタイムが58.1-46.1-34.1の平均ペースで
騎手、陣営コメント
<ジャンタルマンタル=1着>川田騎手 本当に頑張ってくれました。千六を走ることに関しては絶大な自信を持っていました。同世代同士で普通に走れば負けることはないと思っていました。ただ、皐月賞から中2週なので疲れがどうなのかと思いましたが、それでも勝ち切ってくれました。これからこのマイルという距離で、日本で一番強いというレベルまでいければいいと思います。
<アスコリピチェーノ=2着>ルメール騎手 すごくいい競馬。いいポジション。1600メートルがベストだけど、もう少し距離があっても大丈夫。
<ロジリオン=3着>戸崎騎手 競馬が上手。強い馬相手に頑張っています。このまま力をつけていってほしい。
<ゴンバデカーブース=4着>モレイラ騎手 キャリア2戦とは思えないくらい落ち着いていました。直線も長く脚を使ってくれました。久々の分、最後は脚が上がりましたがいい内容だったし、これからも成長してくれると思う。
<イフェイオン=5着>西村淳騎手 前走を使っていい意味でガス抜きになっていた。牝馬ですがこのメンバーでも掲示板に載れた。先がありますね。
<チャンネルトンネル=6着>岩田望騎手 いい内容で走れたし、よくここまで走ってくれた。また秋にパワーアップした姿を見せられると思います。
<ディスペランツァ=7着>鮫島駿騎手 3~4角で外に出して伸びかけたところで、内の馬が外に出てきてしまい、目の前に入られて手綱を引っ張る不利があった。あの不利は痛かった。
<ウォーターリヒト=8着>菅原明騎手 終始外を回る苦しい形だった。それでも追ってからの反応は良かったし、すごく背中のいい馬。うまく乗ることができなかったけど、これから走って来そうな馬ですね。
<アルセナール=9着>横山武騎手 ゲートに入ってから開くまでが早くて、中で態勢を整える時間がなかった。思ったよりも後ろのポジションだったが乗りやすい馬でしたし、直線で外に出してからのはじけっぷりは素晴らしかった。
<エンヤラヴフェイス=10着>菱田騎手 勝った馬の真後ろでリズム良く運べた。G1だったけど、馬も冷静でいてくれた。これがいい経験になれば。
<ユキノロイヤル=11着>石橋騎手 いい雰囲気で競馬に臨めた。ゲートをふわっと出てリズム良く運べたし、坂を上ってからも脚を使っていた。
<ノーブルロジャー=12着>松山騎手 内枠で苦しい形になり、正直リズムは良くなかった。うまく導いてあげられなかった。
<ダノンマッキンリー=13着>北村友騎手 3角からペースが流れなかった分、そこで力みが強くなった。前走のような脚を使えず、じりっぽくなりました。
<アレンジャー=14着>横山和騎手 落ち着きがあったのは良かった。ただスタートをうまく決められませんでした。もう少し前めでレースを進めたかった。
<マスクオールウィン=15着>岩田康騎手 直線まではすごくいい感じで来られたが、直線の真ん中あたりで脚が上がってしまいました。
<シュトラウス=16着>北村宏騎手 力が入っている時間が長かった。ハミをくわえていたのとは別の理由で、直線で外に出してから高い走りになった。そのあたりが今後への課題なので、修正していければ。
<ボンドガール=17着>武豊騎手 いい形だったんだけどね。直線で内から抜け出せるかなという形だったけど、アンラッキーだったね。
<キャプテンシー=18着>M・デムーロ騎手 前回はすごく落ち着いていたけど、今回は調教の段階からテンションが高かった。行きっぷりや手応えは良かったけど、直線でファイトしてくれなかった。その後不利があった。
※コメントは日刊スポーツさん”極ウマプレミアム”からの転用