ユニコーンS、青葉賞、天皇賞・春 レース回顧
ユニコーンS
馬場傾向振り返り
ラップタイム振り返り
走破タイムが1.58.6、前半通過タイムが36.1-49.0-61.6、後半上りタイムが63.3-50.7-38.1、前半が速くなりましたね。
騎手、陣営コメント
<ラムジェット=1着>三浦騎手 距離延長、コーナー4つ、(勝ち鞍のない)右回りとこの馬にとってかなり試される条件でした。手応えは安心できるものではなかったですが、ゴールしてみたら強かった。今後、ダート界を引っ張る馬になってほしいです。
<サトノエピック=2着>横山和騎手 4コーナーできついところがあったけど、ひるまずに頑張ってくれた。相手が強い中でよく頑張ってくれたと思います。
<ミッキーファイト=3着>戸崎騎手 勝負どころから直線にかけてゴチャついた。枠が外なら結果的にスムーズだったかも。
<サンライズソレイユ=4着>田口騎手 ゲートであおる形になって切り替えて、リズムだけを考えて乗りました。直線もよく踏ん張って走ってくれました。
<ムルソー=5着>斉藤崇師 ゲートでジッとできず出負けする感じで、周りも速くて3番手に。現状ではまだ幼くこれからの馬。
<アラレタバシル=6着>野中騎手 いつも以上に追走がしんどかった。3、4角でとりついたけど、いつもの反応ではなかった。
<ハーバーライト=7着>和田竜騎手 いいところにつけたと思ったけど、勝負どころの前から行きっぷりがなくなった。
<ノットイナフ=8着>幸騎手 キックバックを嫌がって、外へ出したら伸びた。そのへんに慣れれば。
<エイカイソウル=9着>坂井騎手 相手も強かったけど、調教から進んでいかずレースも一緒だった。
<ピュアキアン=11着>吉田豊騎手 このクラスだと楽に競馬をさせてくれない。力をつけてやり直し。
<カゼノランナー=12着>藤岡佑騎手 重賞の厳しいレースで最後は苦しくなったけど、いい馬で、これから良くなると思う。
<マルチャレアル=13着>団野騎手 1歩目は出たけど、すごく具合が良かった前回に比べるともうひとつというのがあって…。
<ゼンダンスカイ=15着>菱田騎手 まだこれからの馬。成長してくれれば。
<ラオラシオン=16着>岩田望騎手 こんなはずではないです。1歩目から反抗する感じで。使い詰めで嫌気が差したのか…。
青葉賞
馬場傾向振り返り
ラップタイム振り返り
走破タイムが2.24.2、前半通過タイムが35.6-47.7-59.5、後半上りタイムが60.7-48.5-36.2、パワーホールが5F通過59.5と速めのペースで逃げ、2番手追走ウインマキシマム以降もペースが流れ、先行勢には厳しい展開の中、好位追走のシュガークンが直線斜行しつつも力強く抜け出しました。
騎手、陣営コメント
<シュガークン=1着>武豊騎手 血統がいいですね(笑い)。お兄さん(キタサンブラック)は偉大すぎるのでね。今年2月にデビューしてまだ数カ月だけどこのパフォーマンスができた。一戦ごとに馬が成長しているのを感じます。これまでもいろいろなレースをしてきたので、ある程度先行して流れを見てと思っていた。しっかり折り合って反応も良かったです。これだけの血統ですしデビューの頃からダービーに出したいと話していた。何とか間に合ったなという感じですね。
<ショウナンラプンタ=2着>鮫島駿騎手 あそこまでいったら勝ちたかったですね…。まだ自分を制御できない部分があって、厩舎サイドと一丸となって取り組んでいますが、まだ半信半疑なところはありました。それでも最低限ダービーの権利を取りたいとは思っていましたが、この差ならどうにかしたかったです。
<デュアルウィルダー=3着>モレイラ騎手 悪さはしないが若さを見せていた。いい脚は使ったので次につながれば。
<サトノシュトラーセ=4着>M・デムーロ騎手 直線の不利が痛かった。とてももったいなかった。すごくいい馬。
<ウインマクシマム=5着>松岡騎手 いいところにはまって強みを生かせたが、甘くはなかった。
<フォスターボンド=6着>菅原明騎手 トモが緩くて坂で踏ん張りが利かなかった。成長すれば楽しみ。
<コスモブッドレア=7着>石川騎手 前走より状態が落ちていたが、能力でここまで来られた。
<ヘデントール=8着>オシェア騎手 まだ緩さがある。脚は使ったがあの位置では届かなかった。能力はあるので未来は明るい。
<アバンデル=9着>石橋騎手 このレースを楽しみにしていたが、もう少しペースが流れてほしかった。これからよくなる馬。
<シュバルツクーゲル=10着>北村宏騎手 いい位置で運べたが、少し距離が長いのかもしれない。
<トロヴァトーレ=11着>横山武騎手 引きたくない枠を引いてしまった。向正面でまくってきた馬に反応して力んだ分、しまいに影響した。
<グランアルティスタ=12着>原騎手 小出しに脚を使って思ったより切れなかった。このくらいの距離で今後活躍できる馬。
<マーシャルポイント=13着>津村騎手 うまく内にもぐり込めたが、仕掛けてからがいまいち。距離が長いかも。
<パワーホール=14着>田辺騎手 力んでしまい、焦って走っていた。
<ジンセイ=15着>内田騎手 馬場にのめっていた。距離が少し長いかもしれない。
<ニシノフィアンス=16着>永野騎手 調教から精神的に苦しそうでした。
<ロジルーラー=17着>大野騎手 現状ごまかしの利かないコースでは厳しい。
天皇賞・春
馬場傾向振り返り
レース当日、発売前 天候:曇り、芝:良
6:30 天候:曇り→晴れ
1日を通して良馬場で開催されました。
8R 古馬2勝クラス1800mの走破タイムが1.45.7、標準タイムが1.46.7、当レース走破タイムが3.14.2、標準タイムが3.17.0なので速い時計の出る馬場でした。レース当日の傾向は逃げ先行勢が幅を利かせていて、枠順の有利不利は少なさそうでした。
ラップタイム振り返り
走破タイムが3.14.2、前半通過タイムが36.6-48.1-59.7、後半上りタイムが60.0-47.2-35.3、今日の馬場傾向からだとスローペースで先行勢に有利な展開でした。勝ち馬のテーオーロイヤルは強かったですね、文句のつけようがない完勝でした。
騎手、陣営コメント
<テーオーロイヤル=1着>菱田騎手 よっしゃ。やっと勝てた。今まで生きてきた中で一番うれしいです。皆さんにありがとうと言いたいです。すごい馬ですね。4コーナーではまだ余力があって『20年前、ここに見に来ていた自分に見といてくれよ』と思いながら追っていました
<ブローザホーン=2着>菅原明騎手 もう少し(前の)位置をとりたかったけど、リラックスした分、しまいは切れた。後ろから来た馬は他にいないし、勝ち馬以外はかわしている。強い競馬だったと思う。
<ディープボンド=3着>幸騎手 京都のこの条件が大好きなのか、よく頑張って走ってくれた。勝った馬は力が抜けていたけど、この子もまだまだやれる力はあると思う。
<スマートファントム=4着>岩田望騎手 いい感じで内々からリズムよく運んで、最後は内が開いたところから、すごい脚で来てくれた。
<ワープスピード=5着>三浦騎手 内が開いてからはよく頑張った。理想は前でスタミナを生かしたかった。
<サヴォーナ=6着>池添騎手 しっかりポジションを取っていいところで走れていた。最後はしんどくなったけど、自分のやりたいレースはできた。
<タスティエーラ=7着>モレイラ騎手 内の方が馬場がよくて、ロスなくリズムよくいい折り合いでレースができた。ただ、直線で伸びなかった。
<メイショウブレゲ=8着>酒井騎手 ジリジリと伸びていた。このメンバーの中、頑張ってくれた。
<ゴールドプリンセス=9着>田口騎手 馬自身は最後まで伸びてきていた。このクラスでもやれる力はあると思う。
<プリュムドール=10着>和田竜騎手 京都の硬い馬場がもうひとつだったのかな。状態もよく、攻めた競馬もできた。
<スカーフェイス=11着>松若騎手 直線も反応があったし、現状の力は出し切れた。
<サリエラ=12着>武豊騎手 いいところを取れたと思ったけど、力んで走っていた。2周目の3コーナーからついていけなかった。
<マテンロウレオ=13着>昆師 今日は力負け。ペースも速かった。適距離なら。
<チャックネイト=14着>鮫島駿騎手 2周目以降でなんとか食らいつこうと思ったが、下り坂で加速できなかった。
<ドゥレッツァ=15着>戸崎騎手 人気に応えられず、すみません。道中は真面目なところが出ていたけれど許容範囲でした。3コーナー手前から内へささり出して肩ムチを入れても反応できなくて、馬群にのまれる感じでした。直線も苦しくなって…。
<シルヴァーソニック=16着>M・デムーロ騎手 最後は歩様が悪くなった。途中まではすごくよかった。
※コメントは日刊スポーツさん”極ウマプレミアム”からの転用