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noterの皆さまは希望の光
noteをはじめてからの気づきや発見について書いていこうと思います。
様々な年代や様々な職業の人が集まるプラットホームに、それぞれの視点から出力される知識、経験はまさに宝箱です。
年下の方からは、忘れていたことを思い出させてもらったり、『私が20代、
30代の頃は、そんなこと考えもしなかったな』と新しい発見をさせてもらっています。
また、年輩の方には、まだ私が経験したことのない体験とそこから生まれる感情と人生哲学などを学ばせてもらっています。
自分を現在という起点として、過去、未来という、時間の流れを、noteというプラットホームにおいて体験しています。
物質的には不可能ですが、精神的にはドラえもんのタイムマシーンのように時空間を体験できている心境です。
それに、みなさんは希望に満ち溢れていると思います。
noteでアウトプットの訓練をしながらkindle出版を考えている方。
第2の人生で、若い世代に啓蒙活動するためにnoteを利用されている方。
心の病気に苦しみながらも、生きるための希望を探すために、noteで心中を書いている方。
他にも色々と目的があるかもしれませんが、大半の方は、単純に楽しいからでしょうか。
会話では、時間的余裕がなくて話しにくいことや、いつも頭にひっかかって誰かに話してみたいことなども、気軽に書くことができますね。
しかも、その反応をコメントとして受け取れることも、書く意欲につながりますね。
まだ、電話やネットなどの通信手段がなかった江戸時代の人びとは、手紙が主な通信手段でした。
江戸から京都までおよそ490km。歩くと2週間。飛脚でも3~4日かかったそうでした。
現代では、届けたいメールは一瞬で届きますね。便利な時代になったものです。
この世界は時間と空間で成り立っています。
通信手段で空間を一気に縮めたことで、時間的余裕が生まれました。その恩恵にあずかって、こうして皆さまとの『心の交流』が可能になりました。
作家の方々も、以前は出版した本の詳しい感想もなかなか聞けなかったのではないでしょうか。出版社の編集部による感想が主で、読者の生の感想は聞けなかったはずです。
しかし、今ではアマゾンのレヴューで、詳細や、読者の本音も聞けることができるようになったことで、自分の小説の弱い所や改善点がみつかり、さらに良い作品が生み出されるようになりました。
これと同じことが、noteのプラットホームで行われています。
だから、皆さまは、ご自身で記事を投稿すればするほど、文章を書くことが上達したと実感している方は多いのではないでしょうか。
文章を書くことも、スポーツをすることも全く同じです。訓練すればするほど上達します。
そして、上達したと実感できたら、それらのことは大好きになります。
『好きこそ物の上手なれ』という言葉は、順番が逆だと私は解釈しています。
上手になるから、そのことが好きになると思います。
書くことにおいて、私たちは学生の頃、好んで作文を書いていたでしょうか。
はっきり言って憂うつでしたね。それは何故かと考えると、言葉を知らない上に、社会での経験をしていないから、書くことが、限られていたからですね。
ところが社会に出てからはどうでしょう。仕事の大変さや人間関係の複雑さなどの困難に誰しもぶつかります。
しかも、どの業種に勤めていても、業務内容が違うだけで、悩みは似かよっているのです。
人間関係の悩みがほとんどです。共通する悩みをシェアしたいと考えるのは自然な発想です。
気持ちを理解してくれる人がいるから、伝えたいし、その感想を受け取りたいから、学生の頃と違って『書くこと』が好きになったのだと思います。
noterさんたちは、すでに学生の頃のような義務的ではなく趣味的に記事を投稿されていると思います。
記事が完成して投稿のボタンをクリックする時の、なんとも言えない期待感が私は好きですね。