熱中症　

2024年5月22日 10:51

　私たちは高温多湿の環境にさらされると、頭痛や立ちくらみ、倦怠感といった症状を覚えることがあり、これは熱中症のサインと考えられます。
　ひどくなると意識がもうろうとして生命の危険さえ伴うことがある病気です。
　

できるだけ早く風通しのよい日陰や、冷房が効いている部屋に移動しましょう。
体に熱がこもっていると感じたら衣服を脱いで熱を逃がしましょう。
楽な姿勢で安静にします。
吐き気や嘔吐がなければ、水分補給してください。経口補水液※を少しずつ飲むのがベストです。
呼吸が苦しかったり意識がもうろうとする感じがしたら迷わず119番してください。
家族など自分以外の人についても対応は同じですが、明らかな高体温の時はその人の胸やお腹の表面に水をかけたり、濡れたタオルで覆ったりして、うちわや扇風機などで体を冷やしてください。市販のアイスパックなどがあれば、それを首、わきの下、太ももの付け根に当てて皮膚の下を流れている血液を冷やしたり、頬、手のひら、足の裏を冷やすのも有効です。体の冷却はできるだけ早く行う必要があります。また、意識がはっきりしていなかったりぐったりして水分が補給できる状況でない場合はすぐに119番通報してください。意識がなく、普段どおりの呼吸がない場合は一刻を争います。

※経口補水液は脱水症を改善するためのもので、一般的なスポーツドリンクより水分や電解質の吸収が早いとされます。

熱中症の予防も含めて詳しい記事は下記を参照してください。

日本赤十字社千葉県支部｢防ごう！熱中症｣

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