1/11の振り返り

この記事は1/11のオリニフレテの発表会付きWSの振り返り、感想です。Xで本当は書きたかったのですがあんまりにも長くて。当日の書き残しから始めていこうと思います。

1/11 0:30
主人公やれてよかった!!すんごい楽しかった。
本番はめちゃめちゃゆうすけ怖かったけど、それはアズミの感情であるという切り離しをしていたのでダメージ自体はめちゃめちゃ少ない。でも体が強ばっていたので今体のダメージが来てる。太ももがきちぃ。肩もきちぃ。でもそれが実感になっててよかった。

1/12
さてさて、1晩たちまして。9割9分9厘自分のための記録です。よしなに。

そもそも論、今回あざらしめちゃくちゃ緊張していたよという話からしていこうと思います。稽古感想とかは後述するんですけどどういう心持ちで主人公と向き合っていたかというお話から。
オリニフレテが大好きで、プラフォで初めて現地で見た本公演がオリニフレテなんですよ。ダークな世界観にある感情の受け渡しが大好きなんですよ。もちろんみんなも大好きだと思う。だからこそ主人公に置いてくれたことはプレッシャーでもあって。みんな、大好きな作品のあのセリフを言ってみたいと思ってるよな。作品を愛してきた人達が仲間達にもたくさんいるからこそセリフを大切に話そうという意識を強く持っていました。間違えてもいいよ、とはインプロだからね、思う人もいるかもしれないけど私なりの誠意なの。ニュアンスだけ覚えればいいとか、それは嫌だったの。大好きな作品を扱った発表会、みんなの聞き馴染みのあるあのセリフが別の世界でも言われてるって思って欲しくなっちゃったの。見てくれる人にも楽しんでほしいって少しだけ欲張っちゃったの。だから、セリフを間違えない、間違えたくないって思った。よく見せたいからとか上手くやりたいからじゃなくて、これが私が伝えられる1番の作品に対する愛の形なの。そう思っていっぱい練習しました。でも基本的に私練習すること大好きな性格なのでプレッシャーと共に自分の中でキャラの中身じゃないけどオリニフレテ成分を積んでいった感覚があったのです。

稽古ではっていう感想いきましょか。まずみんながめちゃくちゃ面白い。楽しい、大好き。インプロ初めてなんですって方もいたりしたんだけど総じて良い。私は元々人見知りなので初めましての人とか会う前とか(初めましてじゃなくても)めちゃくちゃ緊張する。ちなみに日によって居方が変わるのは己の緊張感とか他の人の空気感とかに影響されてたりするっていう特性があるので頑張ろうな、自分って感じ。

シーン稽古に入る前に色々やったんだけど私が特にみんなの価値観を知れたのは人を殺したいと思ったことあるー?ってやつ。
この時の思い出したこととか私が話したこととかは人によっては気分を悪くすると思うので割愛。別記事で残します。

人と人とのコミュニケーションの末に誰かが死ぬという未来があるオリニフレテは私の中でとてもしっくりきているから大好きな作品。なんでオリニフレテが私にとって特別なのかを思い出せた気がするし、何よりここで思い出したことで後々のシーンに役立ったりもしていたので私的には有難い時間でした。ただ、人に聞かせる話ではないのと相手の心の小さな傷を思い出させてしまいかねない話にはなるからそこだけがネックでしたね。こんなこと聞かせてゴメンなぁと思ったりもしてました。もっとライトに話せるように言葉を蓄えます。

さて、主人公組として。稽古なんだけど稽古中はめちゃくちゃ頭使った。思考はしすぎるとホントに良くないんだけど世界観と私とアズミの中和に時間かかった感じ。シーンとしてどういうものが魅力的なんだー?とかセカンドシーンまで貰えているからこそファーストの作り方とかめちゃくちゃ考えてた。でも先に伝えておくと最近のあざらしトレンドは稽古で少し思考とか、周りを見て他の人に見せる時は全てを捨てるなので究極思考マンではないのだな。閑話休題。ゆうすけとインプロしたのは正直初めてだったのだ。一緒にワークでゲームはやったけどシーンはやったことなくてだな。大緊張でした。自分が最近インプロ模索してるから相手に迷惑かけちゃわないかなとかアイディア出し(良し悪しは別として)頑張ってみたり、シーン引っ張ってみたりとめちゃくちゃチャレンジをさせてもらってました。申し訳ねぇという気持ちとありがてぇの気持ちの同居でした。上手くいかないなという実感の時間が体感長くてキャラの思考法を変えたら上手くいったぞ??という感覚。もっとレペしよう。

最後の通し稽古の時もめちゃくちゃお時間頂いて色々教えてもらってその瞬間はおん??と思う連続というか脳の処理し続けてる。でも適切な時に適切な言葉をかけてくれているので1段飛ばして階段を駆け上がらせてくれた感覚。背中をずっと押してもらってた。幸せですね。本当に幸せ者です。

そして本番。私は緊張してましたよ。ええ。何よりもゆんゆんさんがねぇ、いてくれるってのがホントに。本公演の主人公ポジに見守られながらやるのホントに緊張したんだけど、来た時からエセッカの服にすぐなってくれたのもあって緊張どっか行ったんだよね。それでも緊張しているのはめちゃ分かりやすかったと思います。本番5分前に幕の中でひなが女囚で自撮りしよって提案してくれてそこでみんなと繋がった感じした。この人たちなら僕大丈夫だわって。この人たちが繋いでくれたバトンを絶対運び切るからって気持ちになった。そして思考しない、来たものに応えるモードにチェンジ!!お客さんがいてくれるからこそのリアクションに委ねる。いやぁ、楽しかったねぇ〜!!
そうそう女囚達〜??トナエルのセリフの時にポーズ真似してたの見えてたからな〜??

一応、アズミとハヤテのシーンの前にみんなのシーンにいる時のアズミンの気持ち。あれ?誰かいますね、と定期的に言われてるおわー!?となるそして何とかなった〜まで。おわー、の時は表情見てもわかる通り本当に何も考えてないです。ここでシーンには出たくねぇなと思う時もあるんだけどそんな時こそ誰かおらへん??って言われるからそうだよなぁ!!と思いながら本当にえーっと、どうしようを言ってました。峠攻めたのは楽しかったです。看護師もキッズもご飯忘れられた人も。そして2人が帰ったのを確認してふー!!となってる。安心感は少しだけ感じてまちた。しかーし、次はあなたの話がのところ。本番で初めて2人の顔を見たんだけどあそこがかなり緊張感高まるんだよね。怖いのよ。まぁ、それ以上に怖いシーンがその後に来ることをアズミちゃんは知らない。
2人の興味津々の顔、見られていないと思っていた人達に気づかれていた。こっわくね??僕だけホラーゲームやってる??そんな感覚に1人で練習してる時からなってたんだけど本番はひとしおでした。ちなみにこの話の後にすることか??と思うのですがナエエセの2人はめちゃくちゃ可愛くてですね。後にアズミンとハヤテのこれからを決めてくれるとはいえゲームの後ろを向いた時がホントに私たちしかこの表情見れないのもったいなくない??と思うくらい楽しそうで良い表情していてトナエル、エセッカ以上にみくさん、ゆんゆんさんが大好きだと思ったなぁ。みくさんのレッスン受けたいって思えたのも最初の発表会ワーク飛び込むかってなったのも尊敬してるのもあったけど大好きだったからじゃんね。そんな事をチラッと思い出したりしました。

そして、アズミンとハヤテの運命のシーン。本当に怖かったです。マジで。でもみんなが怖がってくれたのもあって私自身はこの物語の主人公として悔いなく走ろうと思えたのだ。ハヤテが500万寄越せというヤバ男だったというきっかけ。そしてディレクションで一目惚れしていたという展開になって。ホッコリしなかったね。アズミンごめんね。
途中でハヤテがどこか行った時に逃げれば良かったんだけどアズミン的には逃げても何されるか分かったもんじゃないから怖くて。円満に離れたかったんだよね。でも、結婚だけしてくれれば、一緒に住んでくれればとどんどん要求がエスカレートしていってアズミンの目のハイライトは消えていきましたね。どんなことを言ってもまともに取り合って貰えない、会話すらできない。逃げたら全てをバラされる、社会的な死、殺されてしまうかもしれないという恐怖に支配されていきました。
ちなみにここあざらしがんばったぜポイントでしてね、何を??と思うかもしれませんがあざらしあーいうシーンになると言葉で抵抗して相手を殴り返して下のステータスに降りれないという悪い癖があるんですよ。それをしないで、一方的にボコボコにされつづけるを選んだので実はよくやったと終わってから褒めました。己を。
途中でゆうゆが声だけのアンサンブルで場所を変えてくれたの本当に助かった。その一言聞いて椅子の配置を横並びにしたんだけど1つ後悔があるのならば床に座れば良かったなと思ったりしてます。圧倒的にアズミンから自由を奪ってやればより未来が引き立つと。お家のシーン怖かったよ??仕事辞めさせて私をどうしたいのって聞いても行かない方がいいよって言われるし。しかも相手はアズミンから目を離さないの。動画見返しててこれは怖いって大笑いしてました。感覚的には一緒に暮らして3ヶ月経った気持ちでした。ずっと家からも出られない。多分逃げ出しても連れ戻されてたりしたのかなと思ってます。抵抗しても無駄だと分からされてる、でも恨みみたいな気持ちはあるけど家の中では行動に移せないみたいな苦しい気持ちでした。
そして、運命の日。椅子に座る直前までどちらに座ろうか悩んでました。アズミンが何度も逃げるなら殺すというハヤテも想像ついてたから。でも、これは臼手あずみの物語だから。あずみの心は、あずみの選んだ自分なりの死はあずみだけのものにしてあげたかった。それに物語の主人公なんでしょ!!と自分でハッパかけてました。それは最後のセリフにも現れていたと思う。少しだけモノローグをして幕に入って。涙をフキフキしとりました。苦しいよ〜!!怖くて泣いてたってよりも苦しくて息ができない感じがして少し泣いた。でもそれだけ没入できたのは私なりにはとっても成長なので嬉しかったです。お客さんの視線とか、どう見られてるとか気にしてた時期もあったけど気にしないであそこまで感情を動かし続けられたのは本当に成長としか言いようがない。

長くなってしまいましたね。総じてホントに楽しかったです!!主人公ポジなんて人生でそう何度も経験できるものではないのでやらせてもらえて幸せでした。これからの課題は沢山あるけれどまずは1つ1つ確実に進んでいこうと思います!!私自身一緒にやりにくいプレーヤーであるという自覚はあるのよ。稽古でも色によって出力変えてるしね。でもね、段々分かってきたからまだまだみんなに見守っていてほしいなと自分勝手にも程があると思うけど思ってしまったんだ。
みんなが一緒にいてくれたからすごく楽しかった!!特にペアのゆうすけに助けられまくっていて、本番のあのシーンはゆうすけとじゃなきゃ生まれなかったと思ってる。本当にありがとうね!!

またこういったポジションを任せてもらえるように、期待してもらえてそれに応え続けられるように日々精進していきます!!これからもよろしくお願いします!!

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