今日の俳句 連翹 連翹忌
連翹(レンギョウ)の花が咲き満ちているが、今日は彫刻家で詩人の高村光太郎の忌日で、連翹の花を愛でたことから連翹忌と呼ばれている。連翹(翹は雉の長い尾)は中国名であるが、半つる性で撓んだ枝の先が土につくと根が生えるというのも面白い。学生時代に買った高村光太郎の詩集をめくってみたが、所どころに棒線を引いてあった。
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連翹の黄花まぶしき柵の外
連翹や花それぞれに持つ光
連翹や枝しなやかにしなやかに
連翹忌乙女の像を訪ひし日も
連翹忌ひもといてみる智恵子抄
明日は白内障の右目の手術ですので、ブログを休みます。