写真俳句 合歓の花

 妻が元気なうちは、丘の上にある久良岐公園を越えて上大岡(1時間弱、7,000歩)まで買い物に行ったが、ここ2年程、ご無沙汰していた。ふと合歓の花が見たくなって、昨日、久しぶりに歩いてきた。

 合歓の木は、夜になると葉が合わさって閉じて眠るように見えることから眠りの木となり、転じてねむのき「中国名は合歓木(ごうかんぼく)」となったようである。


             亡き妻とよく来し園に合歓の花

             強き日にかざす扇や合歓の花 

             合歓の木を緑陰として一休み  

             合歓の花眠れる森の少女かな

             合歓咲くや妻の遺影と眠る日々

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