POG2023-24 指名馬評価⑧
はじめに
この記事では、各ドラフトチーム10頭について、現時点での独断と偏見によるコメントを執筆していきます。
※ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事
指名馬評価
つづいて、『ソールオリエンス』チームです。
10位 パカーラン(牡)
父:イスラボニータ 母:ジペッサ
<藤原英/金子真人HD>
これは例年必ず当たりがいる、社台の早期山元移動組の1頭。乗り手の評価が高い1頭。ユティタムよりも出来は良かったし、最後まで残ってるなら行っておいたほうがいいと思って。
天下の藤原英厩舎というのも指名理由です。
9位 セルース(牝)
父:キズナ 母:ザズー
<池上/キャロットF>
この母の子はこの指名者のものですから、クビが3つあっても指名しますよ。池上厩舎でも、です。推進力に欠けていて、覇気が全くなくても、です。変わり身を求めたいが、体も動きも、ちいちゃいんですよね。
1つ勝つために頑張ってほしい。
8位 ニシノティアモ(牝)
父:ドゥラメンテ 母:ニシノアモーレ
<上原佑/ー>
ニシノカツナリ以来のニシノ冠の指名。これは久々によく見えたニシノ。
ドゥラっぽい脚長のパリッとした馬。脚にバネが入っているかのような動き、と絶賛されている。機能的に軽量化されたフォルム。意味わかる人すごい。
7位 ルージュスタニング(牝)
父:イントゥミスチーフ 母:ボインビューティー
<友道/東京HR>
母の名前はまるで指名者の好きなAV女優、上原亜衣ちゃんみたいな名前。レッドとも相性が良いので1頭選びました。
最初はコロンとしていたが、ドンドン幅が出てきた。トップクラス、と迄はいかないが、なかなかの者で、イメージは超えてきました。
2つはいけるのではないでしょうか。
6位 レーヴジーニアル(牡)
父:モーリス 母:レッドリヴェール
<松永幹/ライオンRH>
ライオンの馬なんですね(笑)これまでの母の子ではナンバーワン。
函館芝1800で7月16日のデビュー予定。柔らかみがあって栗東でも高評価を得ています。さあどこまでやれるか!
5位 ジャズ(牡)
父:ルーラーシップ 母:カンタービレ
<辻野/石川達絵>
指名者の初めてのPOGの1位、サターンの下。
オーナーサイドの評価の高い1頭。まだビュンビュン動ける感じでは、ないのですが、丸みと柔らかみのある馬体が栗東でも高評価をもらっている。
秋から王道路線を歩みます。
4位 オルドヴァイ(牡)
父:オルフェーヴル 母:ヴェルダ
<中内田/社台RH>
関節が柔軟で大きく動ける。走るステイゴールド系に見られる、弾むフットワークを持ってる馬ですね。
これはこのチームのエースとの社台RHどっちか理論で取りました。もちろん奥手なのは知っていますが、近年社台の育成が飛躍的に改革されていますので、いけるとふみました。
オープン勝てる馬と判断しました。
3位 チェレスタ(牝)
父:ハービンジャー 母:カリンバ
<松下/シルクHC>
牝馬クラシックはサフィラと、この馬のシルクどっちか理論で勝負に出ました。指名者が去年指名したエナジーチャイムの妹になります。
リバティアイランドを育てた空港A1牧場で、1.2を争う馬です。
柔軟性抜群で、きっと北海道の1800でおろしてきます。姉よりダントツに良い出来。これもオープン勝てるレベルあります。
2位 フォティーゾ(牡)★エース
父:キズナ 母:スキア
<宮田/社台RH>
去年指名の神馬ソールオリエンスの弟。おんなじくらい出来がいいので、エースにしました。成長はゆっくりです。
馬体の造りや乗り手の感触は抜群。きょうだいの中でもかなり上位のデキと見ました。
宮田厩舎が不安ではありますが、ここは重賞勝ちは固いとみて今までの指名馬の中でも最高の評価。GⅡ勝つレベルと思います。
1位 ウールデュボヌール(牡)
父:キタサンブラック 母:サンクボヌール
<須貝/G1レーシング>
入厩してすぐに坂路51秒台を出して有名になってしまいました。なので1位でいくしかなくなってしまいました。
指名者はキタサンと相性もいいし、デビューも宝塚の1800というスター性、騎手は川田と1位にふさわしいのでは、と思います。
シゲルファンノユメチームのショウナンとのデビュー対決になりそうです。
さいごに
以上、ソールオリエンスチームの評価です。
果たしてこの中に、クラシックホースはいるのか。
果たしてこの評価は、どれほど当たるのか。
1年間楽しみましょう。
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