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POG2024 ドラフト馬評価【エピファネイア産駒・24頭】

はじめに

POG歴26年目。今年のドラフトも無事指名が終わりました。
我々のPOGチームで指名された150頭について、産駒別に現時点での評価を書いていきたいと思います。
なお、当評価は完全なる筆者の独断と偏見によるものです。辛口すぎる表現もありますが、ご理解ください。

※なお、新馬戦開幕週の前からコツコツと書き溜めているため、時世がおかしい表現や、すでにレースの結果が出ている馬もいます。ご了承ください。

ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事へ↓

https://note.com/lovely_auklet755/n/nb0bd6dbfe631


エピファネイア産駒

サラコスティ(牡)

父:エピファネイア 母:サロニカ
150点

この馬にたどり着くまでにどれだけ馬体を見て、血統のデータをさぐり、調教映像を探しまくり、ここにたどり着いたか。
この馬は正直サートゥル以来の手応えなんです。これは自分以外誰にも気づかれたくないの思いが強く、ドラフトは緊張していました。これは努力した人間だけが持つべき馬だと今でも思っています。
とにかく柔らかさが尋常ではありません。ストライドの伸びがちょっと違うスーパーホース。もし新馬戦でトップスピードに入れることがわかったら、ダービー馬です。
一週前から馴染みのない厩舎の馬に関東からルメールが脚を運び調教に乗るのは、必ず訳があります。
もういまドラフトやったら取り合いになること間違いなしになるレベル。さあ、自分の目は正しいのか!
信は力なり。迷わずいけよ。いけばわかるさ!

ダノンブギ(牡)

父:エピファネイア 母:カジノブギ
95点

ドラフト前から牡馬で2番目にいいと思っていた馬。
セレクトの時から超のつく一級品だった。体力にも余裕があり、バテたことは一度もないそう。現場の自信は相当なものです。
うっかり(笑)今年この馬主と調教師でダービー取ってしまったがそれはそれ。川田とのコンビでダービーを狙います。

スワーヴゴダイヴァ(牝)

父:エピファネイア 母:シーズアタイガー
95点

牝馬のナンバーツーと見ています。セレクトの30800万ホース。ダノンザタイガーを指名する時、セレクトで見たこの馬を指名しようと決めていました。節々も含めて超好馬体。厩舎の評価もかなり高い。ダノンザタイガーの忘れ物はこの馬でクラシックを取って取り返すつもり。

ヴァルキリーバース(牝)

父:エピファネイア 母:グロリアーナ
85点

もう、年明けからの成長ぶりが凄まじくて、勢いがダントツ。乗っていてグッとくる感じが手に取るようにわかる。
熱発はしたものの、今日の時計を見れば大丈夫。来週の土曜、府中1800の怪物たちの新馬戦に参戦。さあどうなりますか。使って使って強くなるはずです。

ミッキーマドンナ(牝)

父:エピファネイア 母:ミッキークイーン
85点

ゲートは合格したみたいですね。空港ナンバーワン牝馬との呼び声高い馬です。すでに鋭い動きを見せています。最大の長所は心肺機能。呼吸が深くて排気量が大きいとのこと。
適性は桜花賞もオークスもどんとこい。ちっちゃい馬体がもう少し膨らめば鬼に金棒。

サトノブリジャール(牡)

父:エピファネイア 母:ベルダム
80点

セレクトで18700万。448キロ。弾むような走りで運動性能は文句無し。夏場のゲート試験から秋口のデビューという青写真。
この馬には自信があります。全兄のような駄馬ではありません。厩舎力が違いすぎる。
意外とデビュー早いかもね。なんだか馬体がどんどん大きくなってます。^_^

ナグルファル(牡)

父:エピファネイア 母:ランドオーバーシー
70点

東京ダービー2着だったサトノエピックの弟。動きはグリップが強くて推進力抜群。兄と違ってこちらは芝でいけそう。
オルドヴァイより数百倍順調。500キロ。
杉山晴先生だし、父がキタサンからエピファに代わってどうなるかが楽しみです

ミッキージュエリー(牝)

父:エピファネイア 母:ミッキーチャーム
70点

三嶋牧場のナンバーワン。跳びが大きく、芯があって抜群の動き。雰囲気はアートハウス的な感じがしています。うまくいけば重賞、うまくいかなければオープン勝ちみたいな(笑)
クラシックに皆勤賞していただきたい。

インターポーザー(牡)

父:エピファネイア 母:インヘリッドデール
65点

去年指名したインファイターの下であるこの馬を指名してみました。つまり、縁かなと。
もちろん、色々細かく感じていた課題をクリアして、とても良い状態でトレセンに送り出してくれたのを確認できたので。兄同様ポテンシャルは非常に高いです。

ニヴルヘイム(牡)

父:エピファネイア 母:グレイシア
65点

これはちょっと自信あるんだよな。早生まれで母父ダイワメジャーがすごく出ていて、バランス完璧なんですよ。
動きも抜群で芝向きの跳びをしているんです。さらに順調で、6月30日の日曜日に福島の1800にデビューを予定しています。かなりの好勝負になると思ってます。これは案外軸になるかも。

ダノンエンブレム(牡)

父:エピファネイア 母:ダノングレース
60点

初子で小ぢんまりとしているが、形は良い。芝向きの軽い動きをしていて仕上がり早のタイプ。デビューに向けて天栄で調整中。
この母からは必ずいい子がでると見ているのでしっかり狙ってみました。

コジオスコ(牡)

父:エピファネイア 母:モシーン
60点

これは軽くダノンエアズロックを越えた仕上がり。480キロというサイズもベスト。間違いなくポテンシャルの高さを感じます。
それもそのはず、セレクト33000万ですから。マイル戦線を賑わしてくれるはずです。
ただダノンと違うのは、毎回川田は乗ってくれない(笑)そのかわりレジェンドが乗ってくれるか(笑)

エンジェルマーク(牝)

父:エピファネイア 母:ステファニーズキトゥン
55点

これはDMMがミックスセールで買ってきた馬。岡厩舎長が決して手放そうとしなかったお気に入りの1頭。
ずっとDEEPをつけられてきたように、ノーザン期待の繁殖。エピファのほうが案外いい方向にでたような気がしてます。
順調にきていて、新潟の1600か1800でデビュー予定。宮田でいえばダノンより下でオルグより上のポテンシャルかな?

レッドフェルメール(牡)

父:エピファネイア 母:インディゴブルー
50点

これはルージュスタニングのリベンジ。新馬快勝してそれっきりだったルージュの代わりにこの馬には2000万近く稼いでもらわないと。天才藤原英昭なら安心。
とにかく一口の動画見ると脚捌きが鋭い。ルージュみたいにイントゥミスチーフみたいに捻らず、エピファで真正面から勝負!

レッドイステル(牡)

父:エピファネイア 母:ダーヌビウス
50点

516キロ。小物過ぎず、ベストチョイスに感じます。
ほくもリストにかつていれてました。どんどん背も伸びて抜群の馬っぷりになってきましたしね。動画見ても首を下げた無駄がないフットワーク、いいですよ。牧場からの評価も高いんですよね。
クラシックを狙う駒にもなっていると思います。
レッド自体、最近活躍馬は古馬にならないと出てこないあたりがリストからはずした理由でしたが、友道先生ならアリですよね。

プリモシークエンス(牡)

父:エピファネイア 母:プリモシーン
45点

かなりの大型馬。
馬力は凄いのですが、手綱を緩めるとすぐに止まってしまうなど気性の問題がつきまとう馬だね。調教もまだ案外。過激な気性て口も硬いときてる。
2つ勝ったら褒めてやってください。
一時は北海道に戻すプランも出たが、ひとまず宝塚の前の日にデビュー予定。

アロンズロッド(牡)

父:エピファネイア 母:アーモンドアイ
40点

2024年度デビュー2歳馬の中で一番有名。
新潟デビュー戦の出走頭数は少なそうですねえ(笑)
まあ正直2勝するのは厳しいかとは思いますが、一挙手一投足が注目されます。

ダノンアンチュラス(牡)

父:エピファネイア 母:アンチュラス
40点

まんまな名前ですね(笑)かつてアンチュラスを指名していました。
追分平沼厩舎の一番馬で乗り味は抜群だそうです。そりゃ27500万の馬ですから話を盛り上げますよね。
まだ15-15で、秋の東京の長めのところで出てきてくれたら。ハードルは1000越えとしました。馬の形はかっこいいです。奥手ですね。

レッドギフテッド(牡)

父:エピファネイア 母:リュズキナ
40点

とにかく疲れやすい馬みたいですよ。脚向きの関係で、左前の球節に関節液かたまりやすいらしく、ケアしながらの育成らしいので。
一応7月デビューの線も残してはいるみたいですが。いずれパンクしますよ。

バズアップビート(牡)

父:エピファネイア 母:ビートマッチ
40点

健康体で乗り込み量豊富。安定感のある大跳びで走る馬です。
ただね、肝心のスピードが足りません。
さらに気になるのが、友道厩舎で活躍する馬はかなりの確率で個人馬主、ということ。ドウデュース、ジャスティンミラノ、マカヒキ、ワグネリアン、ハーパー、サトノや大魔人の馬、シュヴァルグランも。ね。ここ大事なポイントだと思うんです。

シルバーレイン(牡)

父:エピファネイア 母:ノームコア
40点

東京でデビューします。しかもルメールらしいです。
乗り味はしっかりしていて前進気勢もある。芦毛にしてはシャキシャキした動きを見せてくれています。
でもハギテキの当たりは、ミリオンですから。

ベイリークロア(牡)

父:エピファネイア 母:ディープジュエリー
35点

それにしても、脚短くないですか?膝廻りも重そうというか…。
柔らかそうな筋肉がついていて見映えはいいですが、常歩がギシギシ。これではまともに走れません。
母の繁殖成績もたいしたことないですし、評価しません。

ガルダイア(牡)

父:エピファネイア 母:アステリックス
35点

馬自体は、手脚も首差しも胴も長い。凄く伸びの良いフレームで、それにまだ見合った筋肉量が伴っていない状況。元々エピファにしちゃあ線の細いタイプで、どうしても時間を要することになる。ゆっくりと成長を促しながら育成していく方針。
早くても秋以降。正直期間内は間に合うとは思えない。

ストラディオット(牡)

父:エピファネイア 母:アッフィラート
30点

僕の去年の指名馬、ゴンバデカーブースの弟。馬自体はすっばらしくて、硬すぎず、柔らかすぎず、走る馬特有のちょうど良いバネ感。
これで指名を決意していたんですが、ノドから異音が鳴る時があって、そのためリストから外していました。
しかし!
ドラフト直前にその不安はひとまず回避できたことで、再びリストの端の端にカムバック。
しかし…。好事魔多し涙
ボーンシストの疑いアリ、といわれてしまいました。
しかしあきらめきれない…。
最後の最後で一応仲間入りを、させました。高い期待を抱きつつ、落ち着くのを待つことにしました。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
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