【POGヒストリー】vol.2:2000-01年
はじめに
ぼくは今年、POG参加25年の節目の年になりました。
そこでこれまでの25年間の歴史を、愛馬とともに振り返っていこうと思います。
みなさんの知ってる名馬も出てくると思いますので、楽しんでいただければ幸いです。
これまでのバックナンバー
vol.1 1999-2000年: https://note.com/lovely_auklet755/n/nbd7041909f1b
POGヒストリー 2年目
2000年、アグネスフライトがダービーを制した3週間後に、某新橋のJ◯Aにて、ぼくの2回目のPOGドラフトがやって来ました。
この年は実は巷でのPOGという文化の元年と言えるのではないかと。その根拠は、まずPOG本の増加。
赤本だけでなく、POGの穴、というタイトルの本まで出版されたのです。
なぜそんなことになっているのか。
それは、あの今年2023年も2週間後に開催されるセレクトセールが、この2000年デビューの馬から始まっていたんです!
そのセレクトセールでウルトラ話題になった馬がいまた。
その名は
アドマイヤセレクト。
母ファデッタのこの馬はなんと当時破格の1億9000万で落札されました。ギラッギラの馬体は凄まじいものがありました。それだけでなく、ミリオンホースはトリブルワウ、ステラマドリットなどが誕生し、その馬たちがいよいよデビューすることになり、注目度がアップしていたのでしょう。
ぼく自身も前回の大負けを反省して、本を2冊買って勉強してドラフトに挑みました。
その時にぼくのハートを捉えたのは、
ヴェルデマーレ!
東の横綱がアドマイヤセレクトなら、西の横綱はこのヴェルデマーレだったと思います。人気は。
池江厩舎だし、サンデー産駒だし、馬体素晴らしいし。
すると抽選になってしまったものの、見事1番を引き、指名に成功。抽選で盛り上がったこともあり、やっとドラフトに参加した気分になれました。
2位は牝馬のクラシックを狙いたくて、吉澤Sがオークス馬だと言っていた
母カイウンテンシを指名。 名はシーセモア。
実はのちのダービー2着馬、
スマイルジャックの母をここで指名していたんですね。
3位は自分の好きなラインの馬体をしていた外国馬を。
母セルティックミスト。名は、トーヨーワシントンといいます。
4位は馬体写真を見て気に入ってしまった、
母タックスへイヴン。
名はタックスシェルター。
ここまでの4頭は狙いどおり!だったんですが、もうここまでで欲しい馬は尽きてしまいました。
その後は全部サンデー産駒。
母レース
母キョウワホウセキ
母ディスコホール
母シアラスダンサー
母エイリーンズモーメント
母クラシッククラウン
というラインナップ。
1年目は1465万が最高獲得賞金でしたが、1位のヴェルデマーレが1510万、2位のシーセモアが2145万、3位のトーヨーワシントンが1980万、と、記録は塗り替えたんですが…。賞金は1年間で9100万。ほめられたものではありませんでした。順位や配当は、当時の資料を保存していなく、わからないんです。他の指名馬や、参加人数すらも。残念です。
ちなみにこの年から、一緒にレースリプレイを編集していた河崎さんをメンバーに入れました。
そしてたしかビリのフィニッシュだったんじゃなかったかな。
思えば外車の人気を二分していたのが、母ボールドウィンディと母ブルーアヴェニュー。後者が実はクロフネになります!
そう、この年のダービー馬、
ジャングルポケットはPOG本のどこにも乗ってませんでした。
追伸。
アドマイヤセレクトは、くそ馬でした。
競馬恐ろしい…。