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【POG愛馬】⑨トールポピー

トールポピー
父 ジャングルポケット
母 アドマイヤサンデー

※この指名馬についての記事はこちらより
POGヒストリーvol.9 https://note.com/lovely_auklet755/n/n086ef3bbd48e

ぼくは角田晃一騎手を愛していました。
シスタートウショウから始まって、フジキセキ、ヒシアケボノ、ノースフライト、ヒシミラクル、ビワハイジ、そしてダービーのジャングルポケットは生で観戦して大興奮しました。
そんなジャングルの産駒で当たりを引きたい!と考えて目をつけていました。まったく同じ血統で、すぐ前の年にフサイチホウオーが走ってしまったんですが、あんま気にせず、指名に踏み切りました。
デビューはのちのアーネストリーにやられてしまいましたが、すぐ勝ち上がり、男馬相手に黄菊賞2着したあと、
池添必殺の追い込みがズドン!阪神JFを差しきってG1ゲット!一躍主役に躍り出たと共に、去年アストンマーチャンで2着した忘れ物をしっかり回収してもくれました!

初めての阪神JFを制して、さあ、年開けて、緒戦はチューリップ賞。いかにもトライアル仕様で、エアパスカルの逃げきりを許してしまいます。
そして、ダイワスカーレットに続いて連覇を狙った桜花賞。当日-10キロとやせほそってしまっていました。
あちゃー。やはりというか、最後の直線ピクリともせず、
8着だったかな。惨敗。なんか兄貴に似て、クラシック本番でガス欠かなあ、と。

最後のオークス。人気は4番人気にまで落ちていました。
スタートも悪くなく、うまくけんちゃん、内に入れて、道中じっとして脚をためてくれています。最後の直線、満を持して外に出す謙一。しかし。祐一のムードインディゴに閉められてしまいます。
行き場所がない!焦った謙一は斜め前の内に進路を切り返します。スイッチが入ったポピーの脚が炸裂!一気に突き抜けていきます。
その時。
安藤さんのオディール、豊のマイネレーツェル、小牧さんのレジネッタあたりの進路をカットしてしまいました。そのままゴール。
生観戦していた僕は絶望的な気分でした。はっきり降着の雰囲気マンマン。審議は長かったです。結果どうなったか。
トールポピーは4頭に被害を加えたが、いずれも少しずつしか与えておらず結果池添は翌週騎乗停止。着順は変わらず。
期間内初めてのG12勝馬の誕生。そして牝馬G1のコンプリートを成し遂げました。

賞金は18380万と素晴らしい成績を残してくれた愛馬です。

オークス馬・トールポピー

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