優秀なコンサルタントの仕事の進め方
Sler時代に今一つ成果が上がらず苦労してた際、あるコンサルタント(A氏)から仕事の進め方についてアドバイスを頂きました。
その内容が非常に有益だったのでまとめてみます。
アドバイス
1.仕事の基本は相手が何を望むかを常に意識する。
2.仕事を受けたらゴールを明確にし、ゴールに至る道筋が反れててないか確認する。
3.上司や顧客への報告の仕方に注意する。
相手の思考過程を考えると用意する答えがわかる。
例えばボスの目線で自分の報告に対し「なぜ?」と質問してみる。
思考過程の例:
①結果が全て。過程は二の次(それを端的に示す全体感を用意)
②出来たか否か?→全体として傾向はこれで、出来ない箇所はこれ。
③出来ない場合は?→こういう理由で、こういう対策が考えられる。
4.仕事の持って行き方
~どうしましょうか?はNG。自分のWillがあって落としどころがあって、そこに向けて話をする。
5.自分を守る方法を会得する。
出来ない仕事は線引きをして優先順位を明確にし、ボスの合意を得る。
6.顧客の為になると思うことは反論する。
7.最悪の場合を想定し逃げ道を見つける。
最悪の場合について責任者と握っておけば、お互いに納得の行く結果となる。
8.あるべき姿を明確にした上で目の前の作業をやる。
あるべき姿がないと目の前の作業がどこに向かうかわからず、継接ぎの対応となってしまう。
9.作業量が多い時は分類化して抜粋する。
抜粋した内容のみで作業を進めることをボスの合意を取る。
10.不味い伝え方をすると不味い印象で理解される。
うまくいく感じで伝えつつ、うまくいかない場合も想定しておく。
A氏について
私はA氏を師匠認定し、A氏から学びたいと観察を始めました。
A氏は以下の特長があり、真似できるところ・真似できないところがありつつも、使える部分は取り入れています。
ノートを多用する
考えを整理する時や人に説明する時に、ノートに殴り書きをしており、使い終わったノートをどんどん捨てていました。
悶々と頭だけで考えず「書く事=手を動かすこと」が重要だと理解し実践しています。
人に親切
私も含め、A氏の仕事と直接関係ない人にも声掛けをしたり、仕事のアドバイスをされていました。
結果、A氏に元に様々な人が訪れて、仕事がしやすい状況が生まれていたようです。
マグロのように動き続ける
A氏と会話した時に「自分はマグロのように止まったら死んでしまう笑」と話をされていました。
実際、仕事の姿勢は結果主義で、結果を求めて様々なことに挑戦され、遅くまで働かれてました。しかし、仕事が多忙の中でも、休日は趣味のためよく遠方に遠征されてたりと、常に動かれていたようで、連休明けに真っ黒に日焼けしたA氏の姿が印象的でした。
私はマグロのように動き続けられませんが、A氏の生き方に刺激を受けています。
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