「デザインの4原則」その➊/整列
はじめまして。あるいはお久しぶりです。
ゆるキャラグランプリ2014で11位に輝いた「雪丸」が広報大使として率いる、奈良県王寺町(おうじちょう)の村田大地と申します。
LABの事務局の中の人です。
2015年2月の入庁後、政策推進課の政策広報係に配属され、月2回発行する広報紙の改革を中心に、下記の動きをたどってます。
●2015年度
自治会コミュニティ、企画、SNS、秘書
●2016年度~2021年度
広報広聴全般(改革)、シティプロ、企画、秘書
●2022年度8月~
そのまま政策広報係長になってなんかもうアババババババ
そんな私はレイアウト&フォントを担当します。
ちょうど広報1・2年目の後輩2人がこのLABに参加していますので、ターゲットは彼ら初心者の方々に向けて基本をお話ししますね。
「アタイはベテランさぁッ!」な猛者の方々は、うんうんそうだよねーと振り返っていただく場として暖かく見守ってください。
なんならスレッドで「ベテランさぁッ!」とコメントしてください。大喜びします。
整列の原則「揃えろ!ツラを合わせろ!」
では本題です。今回はデザインの基本原則、「揃える・ならす」。
人間の脳は、0.1mmほどのズレですら認識するスグレモノ。
揃っていることに意味を感じるよりも、揃っていないことに「何か意味があるんじゃないか」と感じてしまいます。モヤります。
位置や大きさをカチッと揃えてあげることで、読み手が不自然さやモヤモヤを感じる要素を減らさなければなりません。
まずコレをご覧ください
この画像、微妙にズラしてます。
ここで、整列の原則を使ってみます。
どこに基点を合わせて揃えるかなんですが、下記の3点がポイント。
先頭揃え
中央揃え
末尾揃え
先頭揃え
安定感バツグンの揃え方。
横組みは左、縦組みは上と、私たちが普段目にしている雑誌・本って基本コレですよね。
要素それぞれが先頭に揃っています。
中央揃え
横組みは中央揃えは見かけるレイアウト。
整列っぽくないですが、特集のアイキャッチ部分につかったり、チラシ・ポスターに使用してます。
縦の中央は整列・・・んんん、整ってる感が薄いので、あんまり見かけません。広報紙でも使ったことないです。
末尾揃え
使い所が難しいですが、アクセントのひとつとして用いると効果的です。
パワポでの揃え方
ホーム→図形描画内の配置→オブジェクトの位置→配置
紙面にはこちらが伝えたい要素がたくさんありますが、住民さんは一言一句読むわけじゃないんです。
デザインのミスから生じる違和感で、内容がうまく伝わらなかったら、めっちゃもったいない。
原則をうまく使い、少しでも町の人たちが行っているステキな活動、各課の仲間が行う事業や情報を、しっかりターゲットに届けたいですよね。
最後は紙面で原則をおさらい
お知らせ紙面で大活躍する整列の原則ですが、特集面でも、読みやすさの向上に効果てきめんです。過去の特集記事を掲載しますので、内容はともかく、どこに整列の原則を使っているのか見ていただければ。
あとがき
実は今日は10月7日号の校了前日なのでした。オミクロンワクチンの動向に振り回されっぱなしの脳みそをフル回転させるために、inゼリー(ブドウ糖)を飲みながらなんとか危機を脱した次第です。
頭うごかんぜ・・・な人はブドウ糖ゼリー摂取してください。ぼくのオススメドーピングアイテムです。
皆さんと一緒にこのLABを作っていき、ゆくゆくはオフ会を開催したいものですね!
私自身の広報改革やプロモーションへの思いは、webメディア「奈良、たびも暮らしも」さんがステキにまとめてくださっているので、ぜひご一読ください。https://nara-tabikura.jp/3260/
ではでは、感想や好きなドーピングアイテムの紹介、「ベテランさぁッ!」などなど、コメントお待ちしてまーす!
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