![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146542393/rectangle_large_type_2_cb51cf3e8110380052ff4c4d35c690b2.png?width=1200)
【ネタバレ】シャニアニ2期 第1章 簡単な感想【一人賛否】
シャニアニ 2nd season 第1章を観てきたので、雑多に感想をまとめたいと思います。
■ざっくり一言でまとめると…
「傑作」とまでは言えないし、言いたいことも結構あるが、
全然普通に面白かった。
少なくとも一期よりは確実に良くなっている。これは間違いない。
ストーリーの薄味感は、かなり払拭されていたと思う。
その理由の1つとして、物語の縦軸がしっかりと1話から提示されていたということが挙げられると思う。
『どんなアイドルになりたいか』という理想像を、アイドルたち(特に真乃)が見つける、というのがはっきりと提示されていた。そして、そのための第一歩としてライブ演出を考える、という展開。
どこに着地するのか、というのがわかっていると、物語を追いかけていて「これどこに向かっているんだっけ?」ということにならないですよね。
真乃が「どういうアイドルになりたいのか?」について、考えるきっかけを作るのがあさひというのも面白い展開だなと思ったり。
最近のストレイライトレッスン風景でも感じたんですが、今回のシャニアニを見て、「あさひって動きに愛嬌があるタイプなんだ」というのを実感した次第。
ぴょこぴょこ動き回るあさひのチャーミングさは、シャニアニ2期の見どころの1つと言えます。
冬優子との顔合わせのあとドアから出て行くときにクルッと一回転して出て行く感じとかめちゃくちゃ良かったですね…。ルフィを連想させられるぐらいの身のこなしでした。
■テンポが非常に良い
Straylight run ()の内容を、短くまとめて1話におさめていたり(改変の仕方に疑問符は残るものの…)、ハロウィンライブを4話で終わらせたり(もっとダラダラやるのかと思った)と、テンポが非常に良かった印象。
何より、第1章の最終話となる4話にハロウィンライブ本番を持ってくることで、劇場公開するにあたっての魅せ方も考えているんだなと感じました。
最後が盛り上がって終わる方が「終わりよければ全て良し」的な感じになるもんね。
最後が拍手笑いで終わるネタの方がM-1グランプリでも点数が伸びるのと同じですね(わかりにくい例え)
ただ、Straylight run ()の改変の仕方が、少し首をひねらざるを得なかったですね。
改変したことが悪いと言うことでは、決して無いです。むしろ、省略をして1話におさめようという姿勢は正しいと思ってます。
「オーディションで違うダンスやるか?」
「それに対して冬優子が『バカ正直が通じる世の中じゃない~』の台詞を言うのは違和感ある」
こうした疑問が残らざるを得ない。
それから、完全にないものねだりではありますが、改変によって
最後の冬優子が腹を割って話すシーンの舞台が海辺から楽屋になったのはちょっと残念でしたね。
海辺+帰りのロケ車っていうシチュエーションが非常にエモさをかもしだしていたんだなぁと逆説的に感じた次第です。
■ライブシーンがグーです
ここ、間違いなく2期の白眉です。
「ただキャラクターが動いている」という喜びだけならシャニソンで事足りる、ということに気がついたのか、ライブ演出に気合いが入ってましたね。
特に、『ねぇ ねぇ ねぇ』のライブシーンはマジで最高だったと思います。
冬優子と霧子がファンサするところとか、チョコをばらまく前に千雪が一瞬真乃に優しい目でアイコンタクトを送るところとか、キャラクターが生きている感じがしてめちゃくちゃ良かった。
YouTubeにアップされたライブDVDのトレイラー映像で、ファンが「ここめっちゃ好き」ってコメントする感じの瞬間みたいな…。
そういう細かい仕草から伝わるチャーミングさ、みたいなのがすごく良かったです。
後ほど言及したいことができたら、また追記しますがひとまずここまで。
ライブシーンとチェインで草を生やす摩美々だけで観に行く価値はあると思いますよ。