4月30日ビョールティナ
今日は4月30日。Wise Woman にとっては(ウィッカ)
大きな祭典(サバト)の日。
日本では土用の中間でもあり、
地の神・女神に対して敬意を払う期間でもある。
私の好きなケルトの伝統で最も大きな二つの祭典が、
この夏の始めのビュールティナと冬の始めのソーウィンである。
農耕民族だったケルト人にとって一年は四季ではなく二季だった。
「ベルティーン(Beltane)の方が良く使われているが、
これはアイルランド・ゲール語の「ビョールティナ(Bealtaine)」を
英語にした言葉で「五月」という意味である。
スコットランド・ゲール語での「ベルテン(Bealtuinn)」は「五月祭」メイ・ディである。
この言葉の元の意味は「ベルの炎」
遡っていけば様々な意味や複雑な物語があるが、ここでは割愛する。
一方では「ベル」は火と光の神であり、「輝ける者」であった。
アポロと同格に扱う作家もいるという。
が、アイルランド・スコットランド・ゲール語では太陽は女性名詞である。
昔のアイルランドでは家畜にとっては翌日の5月1日が重要な日だったのである。家畜をソーウィンまで夏の放牧場まで連れて行くのだ。
今でも同じようにアルプスやヨーロッパの地域で行われているらしい。
さて長くなる。。汗
今日のメイ・イヴ。ヨーロッパからはかなり遠いこの日本で・・・
私が祭典の喜びに、毎年決まって行う儀式がある。
早朝、夜露に濡れた花の水を手に受けて、顔につける。
肌が美しくなるというもの。
それはイギリスで迷信として広まってはいるが、私は迷信だろうが
無かろうが、そんなことには一切耳を傾けず、直感で行う。
どうやら、やはりアイルランドにもこの習慣があったようだ。ヨシ!
正確には「朝露で顔を洗うと・・・」となっているが、花の方が香りも良く
綺麗になった気がするのでお気に入りなのである笑
薔薇が咲いていれば完璧だが、今年は桜は早かったのに、
薔薇はまだ蕾も無かった。しかし、芝桜の香りはほのかに桜と同じような
芳しさがあり、素晴らしい化粧水だと思った。
そして、炎を飛び越える。豊穣と家族の幸福を祈って。
そして火を囲み(今までは野外で焚火をしたのだが・・今年は自粛で出来ない悲しさ・・)踊る・・・・
ぜひ、今夜、火を灯し・・・
一緒に我を忘れて踊りまくって欲しい。
しかし忘れてはならないことがある。
豊穣と自分の家族の幸せだけでなく、
この時代の変化に
誰もが乗っていけるように。
地球の家族を思いやる祈りを!!
すべての生きとし生けるものに女神の祝福があらんことを!!
この騒ぎが終息し、再びアイルランドに帰る日を夢見て・・・
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GW. いつもならご家族や恋人と旅したりキャンプしたり、過ごされていたと思いますが、今年は自粛の時。
もうしばらくみんなで協力して不要なお出かけはぜず、家で今まで出来なかったことなど、ゆっくり過ごす時間にあててみましょう。
土用が過ぎたら、耕して作物を植えます。
豊穣になりますように!
皆さんの心も豊かでありますように。
私も今は耐えます。
我慢ではありません。我慢は腐りますからね。
気持ちの持ち用。耐えることは後の力になります。
どうか、いまは耐えて、力を溜めてください。
では、また💛
愛と感謝を込めて
Lisa Love ♡