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戦争という名のNo2 はだしのゲン~ひろしま

前回の続きです。直ぐに書くつもりでしたが、

また日が経ってしまいました💦

はだしのゲンのミュージカルを観て、一か月目。

8月6日に「ひろしま」の上映会を観ました。

私の母は戦争が始まった時は東京にいました。

聞いた話によると、わりと中級家庭だったように感じます。

母は私立幼稚園に通っていましたし、池には鯉が泳いでる家に住んでいたとか・・・縫製工場を経営していた祖父と、洋裁の先生をしていた祖母。

祖母は結核で母が12歳ころに亡くなり(戦時中)、私は顔も知りません。

日本が関与した戦争一覧 というものが検索すれば出てきます。なんだ?これは?と驚きます。ずっと、戦いですから。。。

戦争をよくは知らない世代とはいえ、戦争ものの映画などを観てはいますが、フォーカスされるのは映画を作った国、一国側から見たもの。あるいは敵国の二国だけで、世界大戦なのに、他の国のことは描かれない。今一つ。何で戦争が起きるのかわかりませんし、その時、他の国はどうだったのか?が、まったくわかりません。探せばあるのかなとは思いますが。

問題になるような、事実を描くのは禁止されていて、本当の事実はひた隠しにされています。だから、私たちが知らされているのは、表面上の自国のいい面だけかもしれませんし、逆に、日本はとんでもなく残虐な行為をしたのだからと、反省しなければならないなどと、そそのかされているのかもしれません。いったい誰に?どの団体に?どの国に?

「ひろしま」の映画は1953年に制作された作品です。

77年前の出来事。

白黒でしたから、まだ良かったと思うほど。描写は酷かったです。

目を覆いたくなるような場面があり、恐いと正直思いました。

でも、観る。しっかり観る。それが大切だと思いました。

これは事実、本当にこの日本で起こったことなのです。7月に観た舞台では見えなかった部分が細かくわかりました。もちろん、こんなもんでは無かったでしょう。

母が教えてくれた話し。

電柱につかまって爆弾が落ちた時に飛ばされずに助かったことは何度も聞いていました。それ以外に、先日聞いたのは「バケツを持って学校に行ったの。爆弾で焼けた後に缶詰を拾いに・・」「死体をまたいで学校まで行った」これは初めて聞いたことでした。

学校に備蓄されていた缶詰があったそうです。それを取りに、一人でバケツを持って行ったのだそうです。缶詰は何だったのか。焼けて蓋が空いていて食べることができたそうです。

「ひもじかったのよ。」もうすでに工員さんたちもいなくて、ミシンは鉛だったからほとんど軍に押収されて(きっと爆弾の鉛に)。母たちは、生活もままならず、仕方なく山梨の親戚を頼って疎開しました。そこでも空襲に合いました。戦後、何も残っていない東京に戻り、またゼロから生活を始めた祖父たち。私の知っている祖父は、もう隠居していましたが、家でリカちゃん人形の服を手作りして、露店で売っていました。何枚かもらったので記憶にあります。

その頃は、私も小さかったので、昔はわりと裕福な家の主人だったなんて全然知りませんでした。

戦後は、母が長女で祖父や兄弟姉妹たちを支えていたようです。

「ひろしま」の中であるシーンがありました。

軍の会議。原爆は落とされるのを知っていて、それを国民に知らせなかった事実。あんな大変な惨事になることをわかっていたのか、それほど被害は出ないとおもっていたのか。いや、何万人も被害に合うことはわかっていたはずです。でも知らされなかった。。。

そのシーンがあるために、政府は当初これを全国的に放映されるのを禁止しました。だから、観ることが出来ない多くの方々には、真実を伝えることが出来なかったのです。自主上映を強いられた映画でした。

77年前の原爆の時も、今現在も、何かしら情報操作されている?

今は。一人ひとりが気づいて、自ら調べ、行動に移す時です。

上の言いなりになっていたら、何も変わらないかもしれません。

もはや、三次世界大戦は始まってるという方々もいます。これから来るだろう飢餓に対して、備蓄を訴える声も。何が真実かは自分の判断です。

いろんな事を考えさせる映画でした。

前回の「はだしのゲン」をお手伝いさせていただけて、本当に良かったなと思います。母の記憶の奥にある、戦争の悲惨な出来事。

      少しでも、それに触れられたこと。

    だからこそ、今を大切に、幸せでいて欲しいと願う。

     もう二度と、母にそんな悲惨な体験はさせられない。

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      写真は、ボランティアの様子。

      下側、右の方にいます。ピンクのTシャツ(笑)

たくさんの方が観にきてくださいました。ありがとうございました。

予想以上のお客様で、パンフレットが足りませんでした💦

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主催 木島知草さんと、影武者のたかひさん。お世話になりました。

素晴らしいチームワークです。

知草さんは、戦争の悲惨さや大事なことを問い続けて40年。毎年各地で、「はだしのゲン」「ひろしま」を上映しています。

まだ観てない方には、本当に、ぜひ観ていただきたいです。

また長文でしたが💦私個人の感想を書かせていただきました。

最後までお読みいただき感謝いたします<m(__)m>

ありがとうございました。

これからの未来が明るくありますように。

皆さまに幸多き世界でありますように。


愛と感謝を込めて

Lisa Love💛






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Lisa Maria
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