曖昧
28のお話。最後です！
えーるずのライブでも最近毎回やっている『曖昧』
個人的にはかなり好きな曲なのですが、そういう曲ってあまり評価を得られなかったりします。
パーソナルな部分が濃くて人を選ぶのかもしれません。
実は28に入ってる中で1番古くて、作曲を始めて3番目くらいに出来た曲です。
原型は2017年くらいにありました。
歌詞はちょこちょこ変わったのですが、メロやら展開やらはほとんど変更はないです。
当時はキーボードやファズのリードギターも入れていたのですが、スリーピースバンドで鳴らしたい気持ちがあったのでシンプルにまとめました。
ドラムの音が結構イカつい音になってしまってそこだけちょっともったいない気もしますが、総合的には○だと思います。
実はyoutubeに上がってるverとは歌だけ違うんです。
"流石に下手！"って言われてぎぃー！ってなって28に入れる時に歌い直しました笑
そういうの気にしなくなりたい、、
僕は歌手じゃない！というのは甘えになりますか。。
歌詞↓
深夜番組なんか
つけていてもしょうがないのに
消した途端に考えても仕方のない事で
頭にガスが溜まる
破裂しそうな弱い心の蓋を開けてよ
大した事はないように見える
小さな頭の中で暮らす
曖昧な感情は 揺れる
明日になれば
いらないものは全て心の外へ
言葉は枕の中
話し合いはまた夢の中で
最近何か
大事なことを忘れたような空虚な
気持ちが 泳いで泳いで
落ち着かなくて
いつまでも解けないまま
曖昧な感情が 残る
最後はみんな消えていくんだ
ここにいるあなただってそうだ
同じ景色を見ている時だって
いつもどこかすごく寂しくなる
希望はとても儚いもので
触れると弾けて消えるよ
もう季節はとっくに春になったけど
僕はどこにも行けなかったんだ
歌詞に関しては本当にそのままです。
当時、抱えていた漠然とした不安な気持ちを音楽にすることができて少し救われました。
僕は思いを伝えることがとても苦手なので、こうやって歌にしてなんとかする癖がここ数年でつきました。
あ！！！
『曖昧』のイラストを描いてくださった方が居て。
あまり見向きされない曲だと思っていたのでとてもとても嬉しかったです。
そのイラストが本当に素晴らしくて。美しくて美しくて。
↓是非！
えーるずのさとしもこの曲を気に入ってくれていて、結成当初からやりたいリストにあげてくれてすごく嬉しかったです。
ライブでは最後のパートを全員で歌うのですが、毎回感慨深い気持ちになります。
ギギ、さとし、ありがとうありがとうと思いながら歌っています。
28の曲をバンドでやっている時、たまに一年前の自分も重なって来て少しうるうるします。
んーー余談デス。
僕のおばあちゃんがどういうわけかこの曲を聴いたらしく、歌詞を読んでとても心配していたと父から聞きました。
おばあちゃんごめんなさい。
よし！おわり！おわり！
8曲にどんだけ時間かけてんねん。
ようやく28の全曲解説？終わりました！！！！！
有益なこと一つも無かったでしょ？
しかし、まぁ、このアルバムを作った事が完全に人生の転機でした。
今とても暖かい気持ちで暮らせています。
いつも気にしてくださっている方、ここを読んでくださっているモノ好きな方、本当にありがとうございます。
えーるずとしてこれから爆進していくので時々遊んでください🙋🏻
気が向いたらニューカマーもやりまーす！(2年かけて)
