見出し画像

一人アフタートーク②起業前

11月18日に日本政策金融公庫さん主催、十勝〇〇婦人部さん共催の
女性起業家を応援するというトークイベントでお話しさせていただき、
そのアフタートークとして、書き綴っております

================================

ちなみに、言い忘れてたけれど、
起業していま10年から12年くらいです。
(いつ始めたかわかってない・・・・)

こんな記事もあったよ。
ブログは確か起業してすぐ始めたけど、
アメブロは途中で2年分くらい削除してあります。


最近
好きなことで起業するという言葉や
私らしく起業する



という言葉をよく耳にします。


それ自体とってもいいことだなーと思う。
どうせやるならそういうのがいいよね。


どんどんやれやれーって思う私。


そして、羨ましいなーって思う私です。



私は昨日書いたように
起業目的は『お金を稼ぐため』であって、
好きなことでとか、私らしくとか、志とか皆無だったから。



『函館』『ボイストレーニング』と調べたら
YAMAHAさんくらいしかなかった。
で、YAMAHAさんの料金を参考に、これくらいでやってみよって決めました。
当時アルバイト代が800円なんていかなかった気がする
時給換算して、一番稼げそうという理由だった。


大学は東京の美大
美大時代に音楽にハマり(子供の頃からずっとやりたかった)
卒業しても音楽をやり続けたかったので、
就職活動はしませんでした。



音楽で食べていく。
そんなことを思い、卒業後はフリーターしながらと思っていたけれど、
原宿で叔父が会社を経営していて、
そこの事務員さんがちょうど退職するということで、
拾ってもらった。(アルバイト←音楽活動がメインなので、社員は嫌だった、かなり長くやっていた)



また、別の叔父が、設計事務所を経営していて、
そこでも図面や事務の手伝いをしたりしてました。


あと、ボイストレーニングのスクールで講師。


子供ができた時に、プロを目指していたバンドをやめることに
なってしまい、そこから叔父の会社、ボイトレ講師、
アンテーク着物屋の店員、ヴィーガンレストランのスタッフ
などやったかな。


とにかく、ずっと働いてはいたけれど
就職というものをしたことがなく、
自分はそんな自分がちょっと恥ずかしくもありました。



みんな、ちゃんと就職して働いてるのに、
私はアルバイトばっかだな。。。。。って。


でね、
シングルマザーになった時、仕事しなくちゃって思った時に
そんな私じゃどこも雇ってくれないだろうなって思ってしまって、
だから自分でやるしかないなって思ったのでした。



って話すると、
だから自分でやるしかないって言って起業するのが
ちょっとあんまり普通考えないよねって言われたことが何度もあるけど
この辺は背水の陣で思いついたアイディア。(インスピレーション=今思えばSoulの声)



好きなことを仕事にしたい!
その想いは素敵です。
好きなことが仕事になったらどんなにいいだろうとみんな思う。



でね、不思議なのは
好きなことを仕事にしたいなんて素敵な思いがあるなら、
やればいいじゃーんってこと。




できるかどうかなんて、
成功するかどうかなんて、
好きであろうと、好きじゃなかろうと
やる前から誰もわからない。




でも、少なくとも、
やらねばならないからそれを選んでやる
みたいな気持ちより、
ずっと前向きじゃないかなぁといつも思うのよ。
(みんないろんな状況があると思いますが)




だからもっとやりたいな、やってみよ!ってやってみたらいいのにって
いつも思います。
やらせてあげることを『許可してあげる』と私は言っていて、
許可力は人生を繁栄させるめっちゃ大事な力です。




ちなみに、私は『ボイストレーニングを教えること』
も好きだったわけではないです。
自分が歌いたかった人だしね。
どうやったら上手くなるか自分がまだまだ悩んでた。
でも、ずっと習っていた先生がスクールを立ち上げたときに
教えるほうをやってみないか?と誘われやるようになりました。



講師陣には、
浜崎あゆみさんのコーラスの方
ユーミンのコーラスの方
日本や海外の音大でた方なんかがいて、
そこでも、なぜか一人美大出という珍獣路線でした(笑)



ただ、東京のスクールで教えるなか、
生徒さんとやりとりしてるうちに
私の中に『声と心ってなんか関係あるんじゃないか?』という直感
(直感=Soulの声)
そこから、私なりに、少しづつ探究し始めていたんだよね。


ちなみにちょっと気になったのでググる。

【インスピレーション】
神の啓示に導かれたかのようにひらめいて高まる、精神の働き。霊感。
【直感】
 理性を働かすというより、感覚的にただちにとらえること。

(私的にはどっちもSoul由来
でも直感は経験を重ねた上でっていう感じもあるかな
インスピレーションはそういうのなくってもって感じ)



だから、
自分で始める時は、
それしかできないという中でも
私がこう思う声というもの、
ボイストレーニングというものをやってみようと思って始めました。
だからと言って、そうはいっても、全然その時はどうしたらいいかなんて、
明確じゃなかったんだけどね、でも、やりながら試行錯誤して
楽しかった。



しかも、その頃自分の出産体験から
『お産』
食生活から
『食』
個人的興味から
『環境問題』




そんな関係のイベントなんかもできたら楽しいなーとか
思ってもいました。



ちなみに最初は
声と呼吸のレッスンスタジオLove Life Laboという屋号でした。



この屋号も直感的
『Love Life』という矢野顕子さんの曲名。
素敵だなと思いつつ、でも、私はその頃
『愛ってよくわからない』と思っていたので(笑)
Laboにしました。



でも、そこからその屋号の通りの人生だったなと思います。



当時は
耳が聴こえない方がきたり、
発声障害の方が来たり、
今でいうLGBTの方が来たり、
同じように過食嘔吐の方が来たり、



なんか、意図してなかったのだけど、
今思えば、珍獣さんが多かったのだと思う。




私は声を通して、私の大好物の『心とは?』『身体とは?』『意識とは?』『性命とは?』『Soulとは?』『表現とは?』『人生創造とは?』『物事の本質とは?』の探究してたなと思う。
当時はこんなこと言語化できなかったけど、
結果私のSoulはそういうことを探究し、
表現していくことがしたいことで、好きなことだったのでした。



だから起業初期は特に、
状況は大変でも、なーんか楽しかったんですよね。
全てが手探りだったけど
楽しかった。




その楽しいというエネルギーはめっちゃ大事。
私は起業初期になんだかよくわからないけど上手くいったのは
これが理由だと本気で思ってます。



あ、起業前編て書いたけど、
起業初期も混ざりました。


==========================


やりたいと思ったことを、やらせてあげない人生は
Soulの声に反してるんだよね。
衝動のように、やりたい!とどうしても思うことは
 Soulに思わされてることです。


だからやるまで結局、
お金をめっちゃ稼げたとしても、
なんか、自分を生きてないという感覚に陥ると思う。



だから、そりゃ不安もあるだろうけど、
やったほうがいいと思うな。



私は計画とか、目標とか苦手です。
だから立てません。
(これもセオリーから外れてると思う)
誰かに宣言もしません。
その時、思いついたことをやり、やりながら考える
途中で変わってもいいと思ってる。



長年やってきて一番ストレスが少なく、
自然に広まっていく私のスタイル。



今回はこんな感じ。


珍獣学園@おおぬきまりこ


いいなと思ったら応援しよう!