誰かを愛すことなんて
何かを追う、というのが少ない人生だったと思う
どちらかと言えば来たものをキャッチしたり見送ったり。
来るものっていまの自分に必要だったりいまの自分に見合っているんだろうなと思うので、それはそれで運命かなと。
だから自分で何かを捕まえにいったという記憶はほとんどない。
桃太郎でいえば、桃の上に座ってどんぶらこ〜と川を流れていく感覚。
あれ、そうなるとキャッチもしてないか。キャッチされる側か??よくわからないな。
昨年までキックボクシングを習っていた。
わたしはボクシングに全く興味がない。
そんなわたしが始めた理由は、自分の対極にあるスポーツだったから。
普通に生きていたら絶対に交わるはずのない物が、自分の人生に入り込んできた時にどんな反応が起こるのかが気になったから。
基本的に自分の人生はわたしの選んだものでつくられていく。なのでわたしの興味関心があることや好きなもので構築される。
30年生きてみて、だんだん人生の幅に偏りがあることに気付き始めたわたしは、一番離れた場所にあるものを生活に取り入れてみた。
とりあえず一年続けたけれど、やっぱりハマらなかった。いつまでもへなちょこなパンチしか出ないしフラフラするし、本当にセンスのセの字もなかった自覚がある。
先生も「なんでこの人はボクシングをしようと思ったんだろう」と思ったに違いない。
だけど今まで出会わなかったような人たちと出会ったし、世の中にはこういう戦いの世界があることを知った。
そしてわたしに殴り合いは向いていないことも、とてもよくわかった。
結果として知的好奇心はしっかり満たされたし、人生の肥やしとして楽しかったと思う。
偶然の出会い、出会いは全部偶然なんだけど、人でも物でもどれも多分その時の自分に必要だったんだな〜と思ったりするのは
YUKIが
ってJOYで歌っているから。
YUKIといえばJOYが一番有名?なので逆にそんなに聴いてこなかったのだけど、最近になって急速にわかる!!と思うところが度々あって
今さらハマっている。やはりいい曲。
って一生言いながら生きてたいな〜