ミスターパーフェクト

シリアスな話も
くだけた話も
漫画の話も
してくれる

疲れたときには
抜群のタイミングで
スタバのチケットを
送ってくれる

寂しいなと
思ったときには
彼から私への思いを紡いだ言葉の
メールが来ている

でも
不安になったら
オンタイムで連絡をくれる

私のために
わざわざスーツで
来てくれる

そして
スーツの中に
私を包んでくれる
そして
キスをしてくれる

目が合うと
綺麗だと誉めてくれる

時間があれば
キスをしてくれる

愛撫は優しくて
でも激しくて
セックスは情熱的で
私の好きな体位を知っていて

繋がっている時も
キスをしてくれる

喉が乾いたら
口移しで水を飲ませてくれて

キスをしてくれる

帰り際は
離したくないと言ってくれて
キスをしてくれる

キスキスキスのサブリミナル
うん
でも
これが私の望み

あなたが
時おり見せる
あなたの脆い部分

あなたは
弱さ
と思っているけれど　
それは
いとおしさ
に変換される

男性の涙は
弱さを見せるんじゃなくて
芯の強さを引き立てるの

あなたは
私の
完璧なひと。

私が
完璧に好きなひと。

perfectlyはどこにかかるんだろう。