簿記を取れば30代からでも経理になれる?
30代でも未経験の経理職についた体験談をお話します。
私は2017年ごろ日商簿記3級をe-Learningなどで独学取得しました!
それから1年経ち2018年ごろ日商簿記2級を取得。5ヶ月間の座学講座が商工会であったので受けました。自宅でも学習した結果、合格しました!
商工会の講座、e-Learningの紹介については別途機会があればという感じです!
これまで簿記を持っていたのですが未経験経理職として働くのにその間おおよそ3年半以上の歳月を要したのです。
つまり一番最初に簿記を取ろうとした段階に遡って考えた場合、「経理になるぞ」と漠然と考えて5年後にようやく経理職に就けたのです。
未経験から経理職になるのにかなりの歳月が必要でした。そして30代をとうに迎えていたのでした(笑)
悪条件にも関わらず諦めずに取り組んでいました。
今回経理として働けた要因を簡単に説明しますと
①産休育休代理の案件を見つけるという運
②そこの会社、業界の知識を持っていた点
③これまでの事務経験
④やっぱり資格
⑤派遣、エージェントなど仲介人がいた事
+α 黒髪など真面目な人柄を示すルックス
になります☆
1.産休代理
当方女性のため産休に入る人と属性が近かったので受かりやすかったです。
20-30代女性だと未経験でも受かりやすいのかもしれません。
知人でも家業手伝いのみの経験の人がいて、産休代理の経理に空きがあったから受かったというケースを聞きました。
産休代理は緊急を要する求人なので見つけ次第応募したら受かりやすいと思います(期間限定ですが未経験には良い案件だと思います。)
2.経理として働く会社の業界知識
現在の職場で経理のポジションとして働く前に他の職歴があります。例えば前職で工場内の業務をやっていたとします。(経理以外のポジション)
現職も自社工場をいくつか所有する会社だったので工場内のお金の動きや物や人の動きについて想像する力は十分に持っていました。
経理の場合、製造経費など仕分をする事が多くありますから工場について中身が全くわからないとなれば一から説明を聞かないとなりません。そういった手間が省ける人材が欲しかったのだと思います。
3.事務経験
私は簿記を取ってからロジスティック(物流)関係の受注事務を数年経験しました。
20代の頃はサービス業などをメインの仕事としており殆ど事務経験が無かったのです。
事務未経験からいきなり経理は難しいと思います。Excelがかなり高度であったり電話対応が多い事など含めてそう思います。
なので事務経験が少ない方は未経験からでも出来る期間限定の一般事務などで経験を積む事がオススメだと思います。今の季節ですと確定申告などの事務求人や役所の臨時職員などがオススメです。
4.資格
日商簿記3級は最低欲しい。日商簿記以外でも簿記はありますから全商簿記などでカバーする事もオススメします。
役に立ちそうな資格はパソコンに強いMOS関係があれば確実でしょう。実務でExcelを使った場合細かくやった事を説明しましょう。請求書の作成等で関数を使用したなど。
あと運転免許証(小さな会社だとマスト)。
5.エージェントなどの利用
私は派遣会社を通じて未経験経理をスタートする事が出来ました。事前に派遣会社の担当者に求人を応募した経緯をしっかりとお話する事で取り次いで貰えました。
エージェントサービスを利用して法人営業からコーポレート職(経理)に転職した人もいます。
第三者を利用しないと案件を探す事自体難しいです。
また利用する際は明確に将来性をはっきりさせて応募経緯を説明出来るようにしましょう。
まとめ
キャリアチェンジやスキルアップするには歳月がかかるし、根気がいります。
一つ一つステップアップして積み重ねるしか方法はないですね(^^;私の場合…
年齢などで諦めずにぼちぼち努力していく事で道は開けていくと思います。
身の回りの人の体験談など集めたりして自分に足りないものはなんだろうと思いを馳せる事も大切だと感じました。