母親と産土さまと
このつぶやきが3週間も前だったとは。
この翌日、夏至を迎えたのだな、とこの間を振り返る。
いろいろあった3週間。母はがんばって生きている。
この前の面会の帰り道、産土神社に立ち寄った。
母の入院している病院の、すぐ近くなのだ。
私が自分の産土神を知ったのは、ほんの数年前のこと。たまたま鑑定できる方とご縁がつながり、調べていただいた。
その時は、産土さまが生まれる前から私を守ってくれていたなんて!と感慨深かった。
そして、調べてみたらなんと!そこは以前、お友達が私が「好きそうだから行ってみて」と教えてくれていた神社だった。
産土さまが友人を通じて「一度わたしのところに来なさいな」と言ってくれていたのかもしれない。そうとしか思えなかった。それを感じて、私に伝えてくれた友にも感謝。
そうして初めて産土神社を訪れた時は、やっと会えた?ことが嬉しくてたまらなかったことを覚えている。以来、たまに訪れる自分のパワースポットになった。
それが今、母のいる病院のそばにあるということで、自分を生んでくれたリアルな母親と、見えない存在である産土さまという、私にとっての大きくて大切な存在がセットで同じ町にいるわけだ。
だから、病院の行き返りは辛い気持ちになることも多々あるのだが、近くで産土さまが護ってくれていると思うと、なんだか救われるのだ。たとえ何があっても大丈夫と思える。
7月に入って訪れた産土神社には「てるてるトンネル」が設けられていた。
ちなみに、いろいろと楽し気なイベントも多い神社で、それもまたうれしい笑。
かわいい布で作られた「てるてる坊主」についた短冊に願い事を書き、境内のトンネルにぶら下げることができる。いろんな色があったが、なんとなくピンクを選んだ。
ぶら下がっている他の人の願い事をちらちら見ると、あんなことこんなこと、本当にいろいろ。
世界の平和を願うような短冊もあり、一瞬だけ迷ったが…やっぱり母の回復を願い、したためた。
ぶら下げられたたくさんの願いは叶うのか叶わないのか。。。
わからないけれど、いろんな人たちのたくさんの願いを眺めていたら、なんだか胸がいっぱいになった。
願うこと、祈ることは、それだけで希望の光だ。だってそれは前に進もうとしている、生きていこうとしている証だから。
この日は猛暑日だったけれど、カラフルなてるてる短冊が、青空に映えてとてもきれいだった。
産土さま、また参ります、と神社を出たら、空に龍が?!
なんとなく親子にも見えたりして。
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