ヒヤシンスが開いた
冬土用のさなか、水栽培のヒヤシンスが開きはじめた。毎年、室内で水耕栽培し、成長を眺めるのを楽しんでいる。
今年は球根の根を出すために、日に当てずに置く期間をうっかり長くとりすぎてしまい、やや貧弱なようすだったので心配していたが、さすが球根!ちゃんと蕾がついてくれて安心した。
朝日を浴びて、今日はさらに開いた。
あぁ、いい香り。
ヒヤシンスは香りが強く、総状花序の花の形は小さなユリのように華やかで優雅さを感じる。
(以前の分類はユリ科だったよう)
和名の「風信子」は漢字だけ見ると人の名前みたい。風が香りを運ぶことからつけられたそう。
私たちもそろそろ、縮こまっていた心身がふわっと開いていく季節。
まだ寒い日もあるけれど、ヒヤシンスの甘い香りがそれを助けてくれそう。
花が全部開いたら数をかぞえてみたい。