【本当の食の安心ってなんだろう】イーストとパン酵母(天然酵母も含む)
ご無沙汰しております。ちなこです。
この前、家に転がり続けていたペットボトルを全て回収し、中身を抜いてゴミ出しをする準備をしていたのですが、あまりにも放置しすぎてペットボトルが無様にも膨張したものもあり、「うわぁ、これ開けるとプシュってなるだろうな」と案の定ぷしゅり。なんと、膨張していたのは全てフルーツティーのペットボトルでした。発酵が起こっていたのです。「桃は腐りやすい」とはよく言ったものです。腐敗とは発酵のことも示しますね。
さて、この「発酵」ですが、製菓製パンですと製パンの一次発酵、二次発酵、形成発酵など、とにかく関わってくるのと、美味しさの要にもなります。
過発酵してしまえば歯ごたえは固め、弱発酵だとパンらしい弾力もでません。
イースト菌への偏見がいまだに消えない。
製パンに必要な発酵に一番手軽で簡単なのはイースト菌ですね。ドライイーストはいまはスーパーでも手に入るのでとても手軽にパン作りができる環境になっています。しかし、「イースト菌は得体が知れない」「イースト菌は体に悪い」信者、結構まだいるんです。それを気にしてか、各製パン会社は裏の表記に「パン酵母」と表記するようになりました。これならどんな酵母を使っていても表記的な違法はありません。
ふと、コンビニでパンを買うとき、「イースト菌」より「パン酵母」と書かれていた方が安心しますよね、なんとなく気持ちの問題ですが。
ではなぜここまでイースト菌が反感を買うのか。
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