黒と緑のパーロフォンロゴ
前回私が書いた記事「🎼Strawberry Fields Forever / Penny Lane」
それをご覧下さった方が、スリーブのパーロフォンマークの色について、緑ロゴをマクロ撮影し その色合いを詳しく分析して下さいまして。
詳しくはこちら、想也さんのブログをご覧頂きたいんですが、
↓↓↓
その中にこの様な記述がございました。
そう言われたら、黒&緑の2種類が手元にある以上自分でも調べてみたくなるのが人情というもの(笑)
という訳で、
もちろん我が家にあるスリーブも見ていきます!✊🔥
この黒と緑のパーロフォンマークをクローズアップしていくと、
黒ロゴにはマゼンタ(赤)がしっかり乗っているのに対し、緑ロゴはシアン(青)とイエローのみで構成されているのが見て取れます。
ひと言で緑色だ黒色だ言っても、写真の写り具合やそれぞれの印刷の具合でも雰囲気が変わってしまいますから、単にその画像を上げてるだけではイマイチ説得力に欠けるというか、
実物を手に取れば「個体差」で片付けられないのは明らかなのだけれど、画像だと伝わりきらない分「個体差」にも見えなく無いというジレンマが正直これまであったのだけれど、
今回この2種類のロゴをマクロ撮影してみた事で、これら2つの色はそれぞれ別モノである…とハッキリ客観的に断言する事が出来ました。
そもそも拡大してみようという発想が私にはなかったので、もう目からウロコです。
ただ、勿論ロゴの色そのものも大事なんですが、同時にロゴの色の違いだけに気を取られてしまうのもちょっと違うかな…という思いもありまして。
といいますのも、このスリーブ、
確かにこれは「パーロフォンマークは緑」 なんですが、表現としては「パーロフォンマークだけ意図的に緑色」というのが正しいのかと。
逆に黒ロゴの方は、
ロゴの色合いが同じスリーブにある黒い部分(写真の額縁等)と明らかに同系色です。
ネットで時折見掛ける、全体的に印刷が緑がかったものは、そのマークももちろん緑系なんですが、それは結果として緑っぽくなってしまったというのが正解で、「意図的にパーロフォンだけ緑」の物とは同じには出来ないかなと。
念の為、黒&緑をロゴも含めてそれぞれパーツ毎に比較してみても、
このパーロフォンマークが黒か緑か以外は、色のトーンは全く同じ。緑ロゴだけが周りの色味と全然違うのも確認出来ると思います。
で最後に、ここで気になる、緑ロゴの作られた経緯。
前回のnoteに記載しました通り、うちにあるそれぞれ盤のスタンパー、
緑ロゴの盤は
【Mother/Stamper】1/GGR , 5/GHG
一方黒ロゴの方は
【Mother/Stamper】5/MH , 5/LA
と、緑が3桁、黒が2桁な事を鑑みると盤が若いものに特別…というのは関係なさそうだし、
「緑は輸出仕様?」という御意見も見掛けましたが、
うちの黒君のプッシュアウトにスウェーデン語のシールがべったり貼られているのを見ると、この黒ロゴスリーブの盤とっても輸出された感満載なので、それも違う気がします。
で、ここからは裏付け全く無し!
私の勝手な妄想になりますが、
何となく、試し刷り混ざっちゃったんじゃないかな〜という気がしなくもない(笑)
若しくは始めは緑で作り始めたものの、手間やら納期やら予算やらの都合で早々に
「別に黒くてもいいんじゃね?」
となった的なw
…あくまでも想像です♪
真相やいかに!?…今後の研究課題ですね!
という訳で、おしまい。