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私のなかにある怒り



私の中には「怒り」はない、として生きてきた。

52年もの間。

物心ついたころから、友達同士の喧嘩は起きないように気を付けてきた。

グループで活動するのが苦手だった。

でも、いつもグループが出来てしまった。

小学校ではそのせいで生徒会長

中学校ではそのせいで部活のマネージャーという名の雑用係

高校では気付けば不良グループの隠れ蓑(ウラ番ってやつです)

望んでそうなったのではなく、できればそうなりたくないのになってしまう。

高校で私に群がっていた不良の皆を見ていて、ふと浮かんだ言葉。

「怒りの感情や争いからは何も生まれない」



この発言で、ますます不良たちから慕われて先生方には橋渡し役として重宝される存在になっていた。


この経験は、私に 怒りは何も生まないものだ という思いを強くさせた。
社会人になってエステサロン運営会社に入社してからもその信念によって所謂、ザ・女社会を切り盛りしていた。

気付けば独立し、サロンオーナーになっていた。

お客様間が仲良くなるためのコミュニティをいくつも作って、成功した。


仕事でなら、グループ活動も在って良いと割り切っていた


割り切っていたのに裏切りに遭った時に悲しすぎて、繰り返される裏切り行為にも疲れ、業界から退いた。


繰り返していても気づかないものなんですね。

今日、たねさんにリーディングしていただいて、私は私の怒りの感情に向き合うことになりました。

現在、たねさんのリーディングは定員オーバーのためお申込みはできません。

これ⤴こんなに大文字で書くこと?って思うかもしれませんが、たねさんから「なぜ、新規申し込みができないのか」を聴いてしまったら、こう書かざる負えないものがありました。

もし私の記事を読んで、「たねさん、気になる~」と思われましたら、たねさんのコチラの記事⤵をお読みいただいて、kindle本を読んでいただいたり、たねさんのnoteをお読みいただけると良いかな?と思います。


私のなかにある怒り


この記事が初めましての方を除いて、読んでくださってる皆さまは私のことを、どのように感じていらっしゃるでしょうか?

私のことを「マザーテレサ」と表現してくださる方がいらっしゃいます。

ところが・・・
私の中身はマザーテレサに憧れる、4~5歳の少年なのです。

今日それが解って、とても納得できました。

私は、言ってみれば母性本能信者です。

母性本能が女性には皆あると信じている。

だから、私の命を奪おうとして奪えず、育ててくれなかった実母にも母性本能は在るものだと信じていた。

育てられなかったのは環境のせいだ、状況のせいだ、と思おうと、そう思うことで怒りの感情に重い重い蓋をして見て見ぬふりをして生きていた。

そうしないと、自分自身の母性も否定されるような気がしていた。


今日、たねさんのリーディングでこの事に向き合うことになった。
それは休憩時間中のこと。
「自分のなかにある、過去の経験からの怒りに向き合って深堀してみてくださいね。」と言われて、早速やってみた。

ちょっと考えたら、直ぐに実母のことが出てきた。
父と離婚が決まったあとにお風呂に私を沈めようとして、それで親権を失った実母のこと。
涙の再会をして、全てを許したつもりになっていたけれど・・・

許せてないし、怒っている。私は実母に怒っている。


この事実に直面し、号泣した。
一人でいたけれど誰かに助けてほしいと思うくらい、泣いた。
身体中の毛穴から涙が出ているんじゃないかと思うくらいに、泣いた。


しばらく叫ぶように泣いて、泣き止んだ時にはこれまで感じたことが無いくらいに頭がスッキリとして体が軽く感じた。




休憩中に起きたことをたねさんに打ち明けた。
アドバイスいただいたのは「怒りの感情を出していくこと」言葉に出して声に出し、自分で聴く。
言えた自分を応援してくれる自分を用意して、その自分が自分を励ます。



そのワークも、早速やってみました。


私A:なんだよ、産んだくせに育てもせずに〇そうとするなんて。それでも母親かよ、〇カ!人でなし!!!


私B:よく言った!そうだよね、ひどいことされたね。うんうん、わかるよ~。





物事には表と裏がある。
振り子のように生まれるポジティブとネガティブ。

これまで私は表だけで生きていこうとしていたし、ポジティブだけを見つめて歩いて行こうとしていました。

その考えを、2時間でこんなに変えられるなんて素晴らしいことです。

裏の存在も認め、ネガティブも無視しない。

自分に対してマザーテレサで在ろうと思いました。
そうしていくうちにきっと、人にもマザーテレサになれると思うから。







たねさん、貴重なお時間をありがとうございました💗




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