【すっぱいチェリーたち🍒】圭子と波都子
すっぱい企画に参加します🍒
プロローグに波都子として登場させていただきました😍
面白いなぁと読んでいたら、告白されて振っていました。
阿久君ありがとう🤣
あらあら、と思っていたら見覚えのある転校生がやってきて。
私の妄想のスイッチが入りました。
トシさんありがとうございます😂
田梨木高校で落ち合った圭子と波都子。
「おしゃれ番長って、笑えるんだけど」
圭子がからかうように言ってきた。
「私も、ビックリしてるから!」
波都子は、このキャラを守るべく皆に気付かれないように圭子の脇をキュっとつねった。
圭子との付き合いは、転校前からだった。
お互い、女番長いわゆるスケバンとして仲間を率いる地域の不良だったから、街で出逢っては睨み合う関係、でもそれがいつの間にか仲良くなり2つのグループがひとつにまとまって、それはそれで問題になっていた。
対立も統合も、大人たちには困り事が増えるだけの厄介な問題だった。
大して悪い事なんてしていないけれど、とにかく街で目立っていた。
目立つ、というだけで眉をひそめる大人たち。
トシさんを除いては
トシさんだけは、私達を女の子扱いしてくれた。
「圭子〜お前、免許欲しくてバイトしてるんだろ?出席日数もギリギリだよな、そのままだと留年するぞ。」
「波都子〜、バイクの後ろも怖くて乗れないなら引退しろー。転校してイチからやり直せ。キャラ変えて、しれ〜っと美容の話でもしてりゃ、誰もお前をこの街のスケバンだなんて思わねぇよ。」
圭子は休学してバイクの免許を取りに行った。
波都子は取り残された気分で、なんだかスケバンを続ける意味がわからなくなり、グループは解散。
トシさんのアドバイス通り転校した。
トシさんありがとう
転校して波都子は、いわゆる普通の女の子になれた。スケバン時代もメイクの下は保湿バッチリのお肌を保ってきたから、すっぴんの女子高生になるとそのお肌のお手入れの方法を皆が聞いて来てくれた。
実は皆より1つ年上なんだけど、繁華街の近い以前の高校から遠く離れた田梨木高校では、黙っていればわからないから黙っている。
担任の油木先生は良き理解者で、保健室の茶保先生も友達みたいに話してくれるから、田梨木高校での不安はなかった。
圭子がくるまでは
圭子は隠す気がないのか、初日からバイクで登場するし後ろに宇利乗せてるし。
宇利は惚れっぽいから目を合わせるのもヤバいっていうのに、腰に腕回すとか、あぁ恐ろしい。
更にはトシさんの紹介って皆の前で言っちゃってるし。
あぁヒヤヒヤする。
私の高校生活、このままキラキラで終わってほしい。。。
阿久、後ろから鼻息うるさい。。。
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