【ウーリーと黒い獣たち】スピンオフ#育ての母は、ラブコ
本日は、こちらの企画に乗ってみます。
妄想が出来ないってどういうことか私には解らないなぁって思いますが、
それが出来ないままにさせておかないのが妄想族なんだなぁって思いました💕そこには愛を感じます。
ってまたもう、丼なんのはなしですか
なんのはなしです課でも上級者の書きのたねさん。
【ウーリーと黒い獣たち】も丼なんのはなしですかと言いながら執筆されています。素敵😍
たねさんのプロットを元に、souさんとうりもさんの進行も楽しくスタエフで皆で作り始めた創作物語。
アークンのストーリーの中に、ラブコという存在が生まれました。
ラブコってやっぱり、私ですよね?
そうなってくると傍観者ではいられません( ´∀` )
妄想はトップクラスと自負しておりますので、意欲が涌いてきました。
更にパート2も発表されて、ますます私の妄想意欲が掻き立てられました。
掻き立てられた妄想意欲そのままに、文字にしてみましたので、良かったらお読みください♡
育ての母は、ラブコ。
(ラブコ目線で書いてみます。)
愛娘ユッキーとキッキー。
私には可愛い子ども達がいるから
なんとかしてバナンナの実を売り歩き
食べさせなくてはいけない。
ターリキィ王国に比べて豊かな国
ショウナーン王国は穏やかな気候で
川には美しい水が豊かに流れている。
いつもはターリキィの市場で露店を出して
バナンナやバナンナを使ったお惣菜を売って生計を立てているが
時々、大きな出費が見込まれるときなどに
ショウナーン王国に行商に出る。
その日も、ユッキーの希望で何やら「イッヌ」とかいう動物を飼いたいとおねだりをされて費用捻出のために出稼ぎに出た。
そう、おねだりするのはいつもユッキー。
バナンナも殆ど売れて、軽い足取りで川沿いを歩いていた。
前日からの雨で、川の流れは速かったけれど、
売り上げの一部を使って渡し舟に乗って帰ろうかと川べりに近づいた、そのとき。
娘たちと変わらない年齢と思われる男の子が流されてきた。
とっさの判断で助けることができたラブコは泳げない。
目を凝らして見てみると、大人の女性も流されているようにも泳いでいくようにも見えて、その判断をする以前に小さな命の救出を優先した。
救いあげた子供は、体も唇も真っ青だった。
体をさすりながら、バナンナを食べさせた。
(売り切らなくて良かった~。)
この子をどうするか、迷った。
だって、ここはショウナーン王国。
私もこの国のことはわからない。
ウーリーに話しかけてみたが、言葉が違うのか
記憶がないのか、耳が聴こえなくなっている様子はないが
答えてくれない。
連れて帰っても良いものだろうか。
「おばちゃん家、くる?」
こう聞いてみたら、コクリと頷く。
とりあえず、家に帰ってから考えればいいよね、と
答えないウーリーに向かって話しかけながら帰った。
イッヌぢゃないやん!
「たっだいま~」
「まま~おかえり~」
「え?イッヌは?」
「う~ん、イッヌは、また今度ね」
「なに、こいつゴリラ?」
誰がゴリラやねん!
「え~イッヌがいい!ゴリラは嫌!!」
「ユッキー、そんなこと言わないの~」
「ゴリラなんだね、こんにちは。キッキーです。」
「キッキー、ご挨拶できてお利口ね~」(あ~ほっとする~癒される~)
「ごめんね、えーっと、お名前聞いてないね~ゴリちゃんにしようか?」
「誰がゴリラやねん!!」
「あら!お話できるのね~お名前は?」
「う、う、う、う~り~ですぅ」
ウーリーは、この日から我が家の子供になった。
どうやら体の大きさで考えると、
ユッキーとキッキーのお兄さんのようだ。
対抗意識が強いユッキーとはよくぶつかった。
でも、キッキーがいつも間に入ってくれた。
ラブコは賑やかな毎日を楽しんでいた。
それぞれの青春
運動神経が良く、お転婆なユッキー
それとは対照的な二人。
どうしても2対1になる。
だけれど、
どういうわけか人の話を聞くのが上手いウーリーとキッキーが
ユッキーの素直で可愛い部分を引き出してくれる。
ユッキーは家の中でもこの街でもアイドル的存在に成長した。
隣国のディーン王国の学生(特に男子)からも注目された。
ターリキィ王国では、10代後半から結婚を意識し始める。
ユッキーは自力で相手を見つけるだろう。
ディーン王国のフジ・オカとかいう男性にメロメロだ。
キッキーは少し助けてあげれば現在お付き合いしている優しいお相手と結婚できそうだ。
この助ける、というのは恋心に気付かせる、と言った方が近い。
のんびり屋さんのキッキーはお相手の本気度をわかってないから。
さて、と、
ウーリーはどうしたものだろうか、と考えると眠れないラブコ。
本人にも明かしていない秘密のことを想うと、眠れなくなる。
こんなに憶病で優しいだけのウーリーに、どんな相手がいるのか。
決して食べないように嫌いな食べ物として洗脳したメウボーシ。
これを絶対食べさせてはいけない。
食べさせないという約束のもと、あずかっているこの国の宝なのだから。
秘密の小包
実は、ユッキーにもキッキーにも、もちろんウーリーにも
言えていない秘密がラブコにはあった。
ウーリーを育てて3か月目のある日。
小さな小さな小包が届いた。
そこには、この4人家族が充分暮らしていける小切手と手のひらサイズの光るnoteが入っていた。
そのノートにはこう書いてあった。
一般の民と同じように、という文言で、やはりウーリーは王族なのだと確信した。新月の夜に体の一部が光るのは王族の証。
ウーリーはおしりが光るから、自分では見えなく、気付いていなかった。
このnoteは、その後も時々光った。
光る度にラブコは開いて確認していた。
ウーリーの成長に合わせて、まるで見ているかのようなアドバイスがそこには書いてあった。
お友達と上手くいってないとき
お友達と上手くいきすぎて心配な時
彼女が全然出来ないとき
ある日はこんなメッセージ
実は、結婚相手についてもこんなメッセージが届いていた
ラブコは街中を探し回った。
探したけれど、「清楚」って案外難しい。
うちのキッキくらいなものだ。
『べしゃり屋』のおかみボーチャは町一番の情報屋。
ボーチャに聴けば直ぐに見つかりそうだが、このボーチャが黙っていられるはずが・・・ない。
頼めば秒で解決するだろう。でも上手くいったら大声で喜ぶ。
人が良すぎて、嬉しくなりすぎて、すぐに喋ってしまうのが特徴だから。
「清楚」って難しいわ~。。。とトボトボ歩いてたら、遠くから走ってくる女性が目に入った。
ポニーテールを揺らしながら、流れる汗からはお花の香がしそう。
これって「清楚」じゃん???
今スカウトしなかったら後悔する~
走ってる美人に全速力で追いついて、ハァハァ言いながら聞いた!
「すみませ~ん、突然ですがお名前は?」
「ごっつぁんです」
え?あ、、、
カイサーに繋げます。
壺に、何かありそう🤔
メウボーシの秘密も必見です✨
さぁ、皆さんも妄想で繋がりましょう~💓