「ラブグラファーとして、たくさんの思い出を残す」Lovegrapher インタビュー
カメラマンとしての活動やプロカメラマンとしての採用までの道のり、写真に対する思いをお届けするLovegrapherインタビュー。
今回は関西ラブグラファーでラブグラフアカデミーやラブグラフキャンプでの講師も務めているハズカムさんにインタビューしました。
<プロフィール>
ハズカム・関西Lovegrapher
和歌山県出身、大阪在住。
現在は関西全域を中心にラブグラファーとして活動中
出張撮影以外にもLovegraph academyのメンターやLovegraph campの講師を務めています。
ー 現在の職業や写真歴、ラブグラファーになったきっかけを教えてください!
現在はフリーランスカメラマンです!7月まではOLとカメラマンのWワークで働いていました。写真歴は趣味で撮っていた期間を含めて3年ほどです。
ーまずは写真を始めたきっかけ、ラブグラファーになったきっかけをそれぞれ教えてください!
写真を始めたきっかけは、大ファンだったカメラマンさんが大阪で「1DAY写真教室」を開催してくださりそこに参加したのがきっかけです。
写真の基礎を教えてもらう会だったのですが、そこで「カメラってこんなに面白いんだ!」と一気にのめり込みました。
そこからミートや撮影会に参加して少しずつカメラ友達が増えていく中で「ラブグラファーに挑戦してみたい」と思うようになっていきました。
実はラブグラフ自体は大学生の頃から知っていて「こんな素敵な写真を撮ってみたい」と思っていたのです。
でも「どうせ私にはセンスや技術がないから無理」と決めつけて挑戦することを諦めていました。
ずっと応募を躊躇していたのですが大学の友人にポロッとその話をしたら「やってみないとわからないから挑戦してみたら?」とすごくフラットに答えてくれました。
「やらずに後悔するなら挑戦してみよう!」と思い、当時の研修制度を経てラブグラファーになりました!
参加した写真教室での集合写真
ー副業でラブグラファーをしていたときの生活とフリーランスカメラマンになろうと思ったきっかけを教えてください!
新卒の頃は正社員で働きながら副業について職場に了承を得た上で撮影に行っていました。
サービス業であるため土日はなかなか休みが取れず、撮影に行く回数も正直そこまで多くなかったです。
その時点で店長になることが決まっていていわゆる出世の道を歩んでいたのですが「もっと撮影に行きたい!もっと写真を通して沢山の人に幸せを届けたい!」と強く感じ、会社の方の反対を押し退けて転職を決意しました。
当時はコロナが流行し始めた時期だったため転職すること自体反対の方が多かったです。
転職後はメーカーの一般事務で勤めながらラブグラフの撮影に行きました。
カレンダー通りのお休みがいただけたので「土日は依頼が入れば撮影、平日は会社、夜には写真編集」という生活を一年半ほど続けていました。
周りの友人には「忙しそうだよね、いつ休んでるの?」とよく言われていました。笑
そんな中でも私は本当にラブグラフの撮影が大好きなので、毎週末の撮影を楽しみに生活していました。
なのでハードなスケジュールでも全く苦にならなかったです!
ラブグラフのいいところは「休みたい」と思った時は予定を閉じることができるところです。
自分の生活リズムに合わせて自由に予定を組むことができたので活動しやすく感じていました。
ゲストさんと一緒に
その生活にも慣れてきた頃、ある疑問を持つようになりました。
それは「私は真剣に写真やゲストさんと向き合えているのか?もっと沢山の方に幸せを届けれるんじゃないか?」という想いです。
どうしても会社に勤めていると平日の8時間は会社のものになります。
もしこの8時間を写真やゲストさんと向き合う時間に当てられたら、「もっとゲストさんのためを想った撮影を届けることができるのではないか」と思うようになりました。
フリーランスは収入の面で不安定ではありますが「挑戦しないとわからない」と思い、2022年の8月からフリーランスの道に進みました。
ー現在ラブグラフではどのように活動していますか?
繁忙期では週3〜6件、閑散期であれば週1〜3件ほど撮影に行っています。
以前はカップル、フレンド、ファミリーなど様々なジャンルを受けることが多かったのですが最近は特にウェディングフォトを中心に撮影することが多いです。
撮影では「日常に溢れている幸せに気付く写真を届ける」という想いでシャッターを切っています。
ラブグラファーになりたての頃は「良い写真や映えてる写真」を届けることばかり意識していたのですが、最近は「いかにゲストさんに寄り添えるか、そのゲストさんらしい写真を引き出せるか」を意識できるようになりました。
なので事前の打ち合わせではイメージの共有だけでなく、彼女さん・彼氏さんがどのように出会ったのか?どんなところに惹かれたのか?プロポーズの時はどんな気持ちだったのか?など一緒にお話しし、どんな撮影をすればゲストさんらしい写真が撮れるのかを考えて撮影に向かっています。
ハズカムさんが撮影した1枚
また、今年に入ってからキャンプ講師やアカデミーのメンターも務めています。
講師と聞くと「偉い人だ」なんて思われることがありますが、私は「一緒に写真を楽しむ仲間だ」と対等な関係に感じています。
カメラマンの方なら感じたことがあると思うのですが、写真を始めると今までなんとなく過ごしてきた日々が沢山の美しいもので溢れているんだと気付かされることがあると思います。
私は写真を撮ることで毎日が本当に楽しく、幸せだなと感じることが多くなりました。
アカデミー生の皆さんには写真をもっともっと好きになってもらいたいし、好きになってもらうことで過ごしていく日々をもっと楽しく幸せなものになったら嬉しいなと思いながら講師をしています。
ラブグラフキャンプ ハズカム班での集合写真
ー最後に、応募を迷っている人に向けて一言お願いします
3年前、私はカメラの操作もイマイチよく分かっていない超がつくほどの初心者でした。
自信もセンスも経験も何もなかったですが、「写真を通して誰かを幸せにしたい。誰かに幸せを届けたい」その想いだけで応募しました!
そんな初心者だった私は、現在90組以上のゲストさんに写真を通して幸せを届け続けています。
ここまで走ってこられたのは、私をラブグラファーに育ててくれたゼミの先生、優しい同期、頼れる先輩方のおかげです。
ラブグラフは「写真が上手い人」ではなくて「幸せな瞬間をもっと世界に」に共感してくれているあなたのような人にラブグラファーになってほしいです!
ラブグラファー同士でいつかお話しできることを楽しみにしています!
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