「2022 最優秀ホスピタリティ賞 これまでとこれから」Lovegrapher インタビュー
2023年2月12日に開催されたLovegraph Journey 8周年記念イベントにおいて年間優秀賞を受賞されたカメラマンにインタビュー。
今回はホスピタリティに溢れた行動をしていた方に贈られる賞『Best Hospitality』を受賞された”ゆうかりすさん”にインタビューしました。
ーまずは写真を始めたきっかけ、ラブグラファーになったきっかけをそれぞれ教えてください!
カメラを始めたのは18歳の時です。高校生の時から国際協力に興味があり活動にも携わっていました。写真家の岡本裕志さんが撮影したアフリカや貧しい地域に暮らす子供たちの写真を見て「私も海外の子供たちの現状を伝える写真を撮れるようになりたい」と思い、岡本さんと同じ大学に入学し、カメラをはじめました。
そこから少しずつ思いが変化していき、発展途上国だけでなく色々な世界を見てみたいと思うようになりました。そのため大学5年間では、20カ国ほど巡りながら、海外での写真を残していました。
ラブグラフを知ったきっかけは、カメラ友達を作りたいという思いでたまたまTwitterで見つけたラブグラフアカデミーに参加したことです。アカデミーに参加したことにより、カメラ友達も増えたことに加え、マニュアル操作や構図などについても学び、今まで以上にカメラの楽しさにのめり込んでいきました!その時は、まさか自分がラブグラファーになるなんて思ってもいなかったです(笑)。
その後、新卒で務めた仕事が自分の働き方に合わないと思うようになり退職したことで、半年間の空白期間ができました。そのとき、自分のしたい事はなんだろうと悩んだ結果、人のために何かできる仕事や好きな写真を仕事にしたいと思いプロカメラマンの道を決めました。そして、これまでの自分自身の経験からラブグラフの理念にとても共感していた私は、志望理由とポートフォリオとともにカメラマン志望のメールを送っていました。
ー現在ラブグラフではどのように活動していますか?
現在はラブグラファーとしてジャンルは問わず、家族写真やウェディング、カップルなど様々な写真を撮影させていただいています。その中でもマタニティ撮影やニューボーンフォト撮影に続き、同じご家族様の成長を一緒に見守らせていただく撮影が多いです。
写真を仕事にしたいと思った大きな理由の一つは、中学生の時に失った大切な人との写真がほとんどないことに後悔していることです。「私と関わった人たちが未来で後悔しないように今ある幸せの形を写真で残したい」という思いで撮影をしています。そしてあわよくば私が撮影することがきっかけになり、’誰か’が写真に参加しないのではなく、’みんな’が一緒に写る写真を残す良さに気づいてほしいと思っています。私はあくまでもそのきっかけであり、次の撮影では他の方が撮影したり、ゲスト様自身のスマホでセルフで残したり、どんな形でもゲスト様たちが1年に一度は写真を残す文化が作れたらいいなと思っています。
フォトグラファー以外では、月額アカデミーのメンターや社内のアートニューボーンフォト研修の講師をしております。私自身、ラブグラフアカデミーに参加したことで写真人生がさらに彩られたので、新しいことに挑戦する方々の背中を押してあげられる存在になれたらいいなと思い、スクール業も始めました。日々成長していく生徒の姿や「撮影が楽しかった!」と撮影したゲスト様やその日の撮影について笑顔で教えてくれる瞬間に、とてもやりがいを感じています。また、私も初心に戻って頑張らなくてはと勇気をもらっています。
ー今年のラブグラフの周年イベントで、ホスピタリティに溢れた行動をしていた方に贈られる賞”Best Hospitality”を受賞されましたが、そのお気持ちを教えてください。
驚きの一言です!まさか自分の名前を呼んでいただけると思っていなかったので、本当にびっくりしました。表彰理由を聞いて、早くリピートしてくださっているゲストの方々にご報告したいという気持ちでいっぱいになりました。私を支えてくれた家族や友人、大切な時間をを一緒に私と過ごしてくださるたくさんのゲスト様たちが居てくださったので、この賞をいただけたと思っています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ーラブグラフでゲスト様と関わるときに意識していることや大切にしていることはありますか?
私が、ラブグラフでゲスト様と関わるときに意識していることや大切にしていることは3つあります。
1つ目は、ゲスト様には撮影の日が少しいつもと違う特別な日になってほしいと思っていることです。事前の連絡〜当日までゲスト様にとって何が最善かを検討し、ゲスト様と一緒に考えながら撮影当日を迎えられるように心がけています。
2つ目は、撮影当日をゲスト様と一緒に笑顔で楽しむことです。笑顔は伝染すると思っているので、カメラマン自身が楽しむことも大事だと思っています。
3つ目は、ゲスト様が写真を残す文化を作る、きっかけになろうとしていることです。そのため、リピーターさんには2人や家族の成長がわかるように前回と同じカットで撮影することをご提案することもあります。特にマタニティ撮影の時などは、赤ちゃんが生まれてからも撮れるポーズであることをお伝えし、「携帯のセルフでもいいのでご出産後に同じポーズでBefore、Afterを残してみてください」とご提案することが多いです。直接的に上記の自分のを思いを伝えたりSNSで発信することが苦手なので、さりげなく勧めています(笑)。
ー最後に、応募を迷っている人に向けて一言お願いします
まず言えるのは、人生何とかなります!(笑)。私自身、22歳の時に仕事を辞めてフリーランスでやっていくことを決めました。最初は私も未来が不安だったり、私の写真で大丈夫かな?と思いましたが勢い任せで一歩踏み込んで今があります。確かに、入ってからも悩む時はありましたが、ラブグラフでは辛い時期を一緒に乗り越えてくれる仲間ができます。決して1人じゃないです。「幸せな瞬間をもっと世界に」このラブグラフの想いに共感して少しでもやってみたいという気持ちが芽生えたなら、自分の直感を信じて踏み出してみてください。いつか一緒に活動できる日を楽しみにしています!
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