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ここで言う「夢」とは、睡眠時に見る夢のことである。 夢は、無意識の欲望が、すぐにはわからない形に暗号化、圧縮されたものだというのがフロイト以来の精神分析の見方だが、夢にはそうではない面もあるんじゃないかと最近思うようになった。 僕は、無意識についてフロイトとラカンをベースに考えているので、抑圧された無意識のこじれた部分が夢に表れるというのは依然として支持するのだが、夢が100%そうだというわけでもなかろうと思う。夢とは、100%そのように、自己が何者であるかという意味で満
出てくるように書く。「こう書こう」として書くのではない。湧いてくる、というか、なんとなく「浮かぶ」ものから始めて、その次の文へ、と書く。 それを最大限に広げると、小説になる。一部は実際の経験から浮かぶこともあるだろうし、脈絡もなく、謎の「黒い影」みたいなイメージが浮かぶかもしれない。
(無料記事です。連続ツイートを元にして書きました。) 芸術作品とは何か。作品に向き合う方法とは。ここでは、作品を見たり読んだりして、まず「ふわっと」感じること、それが大事で、それをいくらか言葉で膨らませる、ということについて説明したいと思います。 それは、作品の「謎解き」ではありません。しばしば、謎解き的に作品を読みたがる傾向があり、それはそれなのだけれども、僕が思うに、芸術鑑賞の「本体」はそうではない。むしろ、「ふわっと」が大事。これはまあ、ものの言い方で、実は、「ふわ