2泊三日で四国カルストにサイクリングに行ってきました。 1日目
5/17~19 の日程で3人で四国にサイクリングに行ってきました。
初日は超早起きして熊本市から臼杵まで、車で移動して、そこからは自転車で八幡浜行きのフェリーに乗って四国上陸、昼夜峠にある日本で最初期のループ橋と言われている千賀居トンネルを通ってR197で檮原に向かう計画です。檮原町で一泊します。
二日目はいよいよ四国カルストに行きます。素晴らしい景色を堪能したした後は"有名な”R439を通って四万十川に出てR381でそのスケール感を満喫し、江川崎駅からは予土線に乗って宇和島で一泊します。
最終日は西予あたりから海沿いの道(R378)をのんびり走って八幡浜に戻ってきます。14:35のフェリーに乗って17:00臼杵到着。
というスケジュールです。この旅行を思いついて色々調べてみましたが九州から四国に行く、四国カルストに行く、みたいな記事というか情報ががほとんどなかったのでちょっと細かくレポートしてみようと思います。
出発までの準備
10ヶ月ぐらい前から準備し始めました。行く場所を決めてルートを決めて実現可能か調べて大丈夫そうだったので、出発は天気が安定していて観光客が少なさそうで景色がいい時期ということで連休明けに決めて、楽しくサイクリングできるようにトレーニングがてらのサイクリングをして良い天気になるように神社仏閣を拝み倒して前日までお祈りをしました。
参加者
計画立案者はブルベ経験者。他二人はサイクリングイベントの距離が長い方のクラスに参加経験あり。ex.ツールドおおすみ、阿蘇望、ツール・ド・しものせき等。3人ともスピードは興味なし。
1日目 八幡浜→檮原83km
4:45の臼杵港発八幡浜行きフェリーに乗船。
フェリーは予約をしました。自動車、二輪車分は満車ですが乗客はまばらです。乗船時間は二時間ほどで7:05に八幡浜に到着。八幡浜のフェリーターミナルは最近新しくなって隣接して道の駅もあります。帰りも楽しみ。
八幡浜駅前のローソンでトイレに行ったり補給食を買った後はいよいよ出発、R197を檮原に向かいます。さっそく昼夜トンネルですが、ストリートビューの写真の感じではとても自転車は通れそうにないです。というわけで旧道を使って峠を越えます。地図を見るとぐにゃぐにゃしていて最後はループになっているのでさぞや激坂と思いきや4~5%のまあまあの坂でした。日本での最初期のループ橋のようです。説明の銘板がありました。
ここを過ぎれば後は肱川(ひじかわ)沿いに進むだけです。
R197は「奥伊予・肱川清流街道」として愛媛マルゴト自転車道のコースにも指定されています。深い谷の割には緩やかな登りで交通量も少なく快適。R197のトンネルは交通量が少なくて怖くはないのですが、トンネルの隣にある旧道がおすすめです。自転車で旅行をしているのですから多分正解はそっちです。
だいたい10kmごとに道の駅があって、ふつうは街から離れるとコンビニも無くなってトイレを探すのに苦労しますが、道の駅は朝の9時ぐらいから開いていてとても便利。
港から五時間半ほどで道の駅日吉夢産地に到着。
鬼の写真などとって出発、ここから本格的に登りです。ゴールまであと20km。
そして14:15ごろ今日のゴール檮原町に到着。ログによれば7:13に出発してるので7時間のライドでした。
檮原町
檮原町の中心部は隈研吾設計による建物がたくさんあって今回の宿泊先のマルシェユスハラにチェックインして中心部からちょっと離れている雲の上温泉(結構な登り)(お湯はぬるめで気持ち良い)に入って、ウエアを洗濯したり(ホテルの近くにコインランドリーがある)雲の上図書館を見学したりたりして夕食の時刻まであちこち散策しました。
電柱が地中化されていたり、街全体がホテルの一部のようにデザインされているようです。ロードバイクは室内に持ち込むことができました。
到着が遅くなることも想定してホテルの食事付きプランにしましたが、最近の宿泊事情を考えるとお得だったかも。
9時ごろ部屋に戻ってきて初日はここで気絶。
つづく