![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154301036/rectangle_large_type_2_68271c1435238449befe31ca67ac02fd.jpeg?width=1200)
2006年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラに想いを馳せる
はじめに
私がデジタルカメラを使用するようになって四半世紀が経ちました
その間には色々なカメラが発売され色々なカメラを使ってきましたが、それをまとめて振り返るということをしたことがありませんでした
シリーズとして1年単位で発売された代表的なレンズ交換式デジタルカメラを振り返りながら、私なりの感想などを書いてみようと思います
2000年から2024年まで書いていく予定です
なお、全ては私の感想なので曖昧な点や間違った知識が含まれているかもしれません、あらかじめご了承ください
レンズ交換式デジタルカメラにとっての2006年とはどんな年?
2006年は、デジタル一眼レフの技術がさらに進化し、エントリー機、ハイアマチュア向けの機種を中心にレンズ交換式デジタルカメラのラインナップが充実した年です
この頃から一眼レフタイプのデジタルカメラは成熟期に入っていきつつあったと思います
2006年に発売された主なレンズ交換式のデジタルカメラを紹介しながら、カメラに思いを馳せていこうと思います
発売されたカメラ
Canon
Canon EOS 30D
発売日:2006年2月
解像度:820万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー
Canon EOS 20Dの後継機として発売しました
解像度は据え置きですが、操作性や液晶画面、ISO感度の設定幅などマイナーアップデートとしては十分過ぎるほど性能が向上し、ハイアマチュアからプロまで幅広い層に支持されたモデルです
この頃のCanonハイアマチュア向け機種は黄金期だと思います
Canon EOS kiss digital X
発売日:2006年8月
解像度:1010万画素
APS-CサイズのCMOSセンサー
エントリークラスながら、1010万画素の高解像度を搭載し、初心者にも使いやすい設計でヒットしました
Canon機としてダストリダクションシステムを初搭載し、センサーに付着するゴミの除去が可能となりました
画素数も上位機種より多く、下剋上上等のイケイケぶりがみられます
Nikon
Nikon D80
発売日:2006年9月
解像度:1020万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
D70sの後継機として発売
画質や操作性が大幅に向上して中級ユーザー向けのカメラでありながら、プロフェッショナルにも対応可能な性能を持っていました
非常に人気の高いモデルでカメラ雑誌等でも特集がよく組まれていたのを思い出します
Nikon D40
発売日:2006年11月
解像度:610万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
初心者向けのエントリーモデル
コンパクトなボディと軽量なのが特徴です
操作が簡単で、デジタル一眼レフを初めて使うユーザーに好評を得ました
D40は長く使っている人が多かった印象です、後継機共々愛されるカメラでした
Pentax
Pentax K100D
発売日:2006年6月
解像度:610万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
手ブレ補正機能をボディ内に搭載し、あらゆるレンズで手ブレ補正が可能
初心者向けのモデルですが、スペックは中級機に負けないものがありました
機能が充実しており、非常に使い勝手の良いカメラでした
pentaxのカメラはこれ以降非常に良い機種をどんどん発売していただいて時代でした
機能面でも一部はCanonやNikonを凌駕し一時代を築いたと思います
個人的に単三電池で駆動するのが嬉しいところです
Pentax K110D
発売日:2006年6月
解像度:610万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
K100Dの手ブレ補正機能を省いたモデル
あまり記憶に残っていないカメラです
機能を省いて発売だったので100Dがこなれてきた頃には空気になっていたのかもしれません
Sony
Sony α100
発売日:2006年6月
解像度:1020万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
SonyがKonica Minoltaからデジタル一眼レフ事業を引き継ぎ、α(アルファ)ブランドとしてリリースした初のデジタル一眼レフです
手ブレ補正機能をボディに内蔵し、多くのMinoltaレンズと互換性がある点が特徴でした
今や3強の一角、SONYの快進撃がここから始まります
Olympus
Olympus E-330
発売日:2006年2月
解像度:750万画素
センサー:フォーサーズ規格のLive MOSセンサー
世界初の「ライブビュー」機能を搭載
液晶画面でのリアルタイムの画像確認が可能となったカメラです
ライブビューの活用により静止画撮影だけでなく動画撮影の分野でもデジカメが発展するきっかけになったカメラです
まとめ
2006年は、各メーカーが新しい技術や機能を盛り込んだモデルを次々と発表し、ワクワクするようなカメラが多数発売されました
SONYの参入、ライブビュー機能初搭載など、今後のミラーレス時代を予感させることがあったのもこの年でした
エントリーモデルの充実とともに、プロフェッショナルモデルも進化し、デジタルカメラ市場がさらに活性化しました
私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
以下チャンネルへのリンクです