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2004年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラに想いを馳せる

はじめに

私がデジタルカメラを使用するようになって四半世紀が経ちました
その間には色々なカメラが発売され色々なカメラを使ってきましたが、それをまとめて振り返るということをしたことがありませんでした
シリーズとして1年単位で発売された代表的なレンズ交換式デジタルカメラを振り返りながら、私なりの感想などを書いてみようと思います
2000年から2024年まで書いていく予定です
なお、全ては私の感想なので曖昧な点や間違った知識が含まれているかもしれません、あらかじめご了承ください


レンズ交換式デジタルカメラにとっての2004年とはどんな年?

2004年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラは、2003年のエントリー機Kiss digitalを筆頭にデジタル一眼レフの普及が加速した時期です
各メーカーが多くの機種を発売しました
特に、CanonやNikonを中心に、プロ向けからエントリーモデルまで幅広いラインナップが出揃い時代はdigital一色となりつつある時代でした
2004年に発売された主なレンズ交換式のデジタルカメラを紹介しながら、カメラに思いを馳せていこうと思います

Canon EOS 20D

発売日:2004年9月
解像度:820万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー

Canonの中級者向けモデルとして人気を集めたカメラです
10Dが2003年発売ですので中級者モデルでも1年で新機種へ交代という目まぐるしいサイクルです
連写性能や画質が向上し、プロとアマチュアの両方から引き続き支持されました
全ての面で旧機種を超えてくることでシェア拡大に貢献したカメラです

Canon EOS-1Ds Mark II

2004年11月
解像度:1670万画素
センサー:フルサイズ(35mm判)のCMOSセンサー

Canonのフラッグシップモデルで、1670万画素の高解像度とフルサイズセンサーを搭載しています
スタジオ撮影や広告写真など、プロフェッショナル向けに開発された高性能カメラで1の名に恥じない機種になっています

Nikon D70

発売日:2004年3月
解像度:610万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー

Nikonのエントリーモデルです
名前がCanonよりかっこいいからこちらを選んだという人もいます
エントリーモデルながら性能が高く、初心者からハイアマチュアまで幅広く愛用されました
手頃な価格と扱いやすさが魅力で、多くのユーザーにデジタル一眼レフを広めた一台ですね

Nikon D2X

発売日:2004年9月
解像度:1240万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー

Nikonのプロフェッショナル向けフラッグシップモデル
あれ?2003年にも書かなかったっけ?と思ったらD2Hでした
この頃はフラグシップだらけですね、しかもNikonはほぼ毎年発売される勢い
高速連写と高解像度を両立したカメラ
スポーツや報道、広告撮影など、多岐にわたるプロの要求に応える高性能モデルです

Pentax *ist DS

発売日:2004年9月
解像度:610万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー

Pentaxがエントリークラスのデジタル一眼レフ市場に投入したカメラ
こちらも2003年発売した*ist Dに続いてどんどん発売されています
軽量コンパクトなボディと手頃な価格で人気がありましたが、特に初心者にも扱いやすく初めてのカメラがこのカメラって人も多いはず

Olympus E-300

発売日:2004年
解像度:800万画素
センサー:フォーサーズ(4/3)規格のCCDセンサー

Olympusのフォーサーズシステムを採用したカメラ
従来のフィルム一眼レフカメラからの流れにとらわれず、ペンタプリズムの突起部を無くし全高を85mmと低く抑えたお弁当箱みたいなユニークなデザインと、E-1で好評だったダストリダクションシステムを備えた先進的な機能が特徴です
この頃のオリンパス機は堅牢堅実でダストに強いイメージが確かにありましたね
プロフェッショナルにも使いやすいカメラとして評価されました。

Konica Minolta α-7 Digital

2004年11月
解像度:610万画素
APS-CサイズのCCDセンサー

Konica Minoltaが初めて開発したデジタル一眼レフカメラ
世界初のボディ内手ブレ補正を搭載しました
2006年1月にコニカミノルタがカメラ事業からの撤退を発表したためここで生産が終了し、この技術は後にSonyに引き継がれ、αシリーズに影響を与えました

Fujifilm FinePix S3 Pro

発売日:2004年11月
解像度:610万画素(スーパーCCD SR技術で1230万画素相当)
センサー:APS-CサイズのスーパーCCDセンサー

Fujifilm独自のスーパーCCD SRセンサーを採用し、広いダイナミックレンジと優れた色再現性が特徴です
Nikon Fマウント互換でF80がベース機、流石に新しいボディと言いますかUIなどオリジナリティーがないと言わざる得なくなってきます

まとめ

2004年は、デジタル一眼レフ市場が急成長した年で、CanonやNikonそしてpentaxやOLYMPUSなどがエントリーモデルからプロ向けモデルまで幅広いラインナップを展開していました
2004年のカメラは、基本性能の底上げ、連写性能や高解像度、手ブレ補正といった機能が進化してフイルムカメラではもう太刀打ちできない機能も出てきていますね
個性的な機能も多くメーカーの個性も強い印象です

私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
以下チャンネルへのリンクです

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