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GFX 100S IIの魅力を書きまくってみる
はじめに
富士フイルム「GFX100S II」は、2024年に発売されたGFXシリーズの最新モデルです
中判カメラ(4433センサーですが)の世界に新たな基準を打ち立てました
このカメラは、100メガピクセル、一億画素を超える高解像度センサーを搭載しながら、従来のフイルム中判カメラに比べてコンパクトで扱いやすいデザインと優れた操作性を実現しています
上位機種のGFX100SIIにも負けない性能を持った素晴らしいカメラです
今回は、GFX100S IIを購入しましたので、特徴やスペック、実際の使用感など魅力たっぷりに良いところを中心にレビューしていこうと思います
前回は「FUJIFILM (フジフイルム) GFX 100S II を使ってみて感じるメリットデメリット」と題して書きましたがそちらのアップデート版となります
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GFX100S IIとは?
富士フイルムのGFXシリーズは、2016年に初代GFX 50Sが発表されて以来、プロフェッショナル向けのデジタル中判カメラとしてその地位を確立してきました
GFX100S IIは、2024年現在その最新モデルであり、特に高解像度な画像を求めるプロフェッショナルやハイアマチュアに向けたカメラです
GFX100S IIは、100メガピクセルを超える新型センサー(1億200万画素)と最新の画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、富士フイルムならではのフィルムシミュレーションと合わせて、驚異的な描写力を発揮します
また、デジタル中判カメラでありながら手持ち撮影に最適化されたボディサイズと新たな手ブレ補正機能により、スタジオ撮影から野外の撮影まで幅広く対応可能です
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主な特徴
GFX100S IIは、非常に尖ったスペックと思われていますが、基本を押さえているので意外とどんな場面でも活躍してくれます
ここでは、その主な特徴について詳しく見ていきます
100メガピクセル1億画素センサー
GFX100S IIに搭載されている1億200万画素の大型センサーは、フィルム時代の中判よりは小さいですが、それでも35mmフルフレームセンサーに比べて約1.7倍の面積を持つ大きなセンサーです
この大きなセンサーにより画素ピッチが広く取られており、ディテールの再現力や色の再現性が格段に向上しています
特に風景やポートレート撮影において、その高い解像度は細部までシャープに描写し、撮影後のトリミングや大判プリントにも対応できる柔軟性を持っています
画質重視の方には間違いなくお勧めのカメラです
画像エンジンX-Processor 5
富士フイルムの最新の画像処理エンジン「X-Processor 5」は、GFX100S IIのパフォーマンスを最大限に引き出してくれます
折角の高画質カメラがもたついていると撮影する気も失せてしましますが、このプロセッサにより、画像処理速度が向上し、大きなセンサーを採用しているのに高速な連写やリアルタイムでの画像処理速度などが非常に従来機より早くなっています
また、ISO感度の幅も広がり、低感度での高精細な描写から高感度でのノイズの少ないクリアな画像まで、幅広いシーンで対応できます。
5軸ボディ内手ブレ補正(IBIS)
GFX100S IIには、5軸ボディ内手ブレ補正(IBIS)が搭載されています
この機能により、手持ち撮影でも5.5段分の手ブレ補正が可能となり、特に低速シャッタースピードでの撮影や暗い場所での撮影で効果を発揮します
これにより、ある程度なら三脚を使用せずに手持ちでの高解像度な撮影が可能になり、撮影の自由度が格段に向上します
オートフォーカスの進化
GFX100S IIのオートフォーカスシステムは、最新のアルゴリズムと位相差AFセンサーを採用しており、前モデルよりもさらに高速で正確なピント合わせが可能です
私の場合はこの進化が購入のきっかけになりました
特に顔認識や瞳認識AFが強化され、人物撮影においては被写体の目に的確にピントを合わせ、シャープな写真を撮影できます
また動く被写体に対してもある程度は迅速に追従し、スポーツや野鳥撮影などでも活躍します
フィルムシミュレーション
富士フイルムのカメラでおなじみの「フィルムシミュレーション」も、GFX100S IIにももちろん多数搭載されています
クラシッククロームやアスティア、ベルビアなど、富士フイルムの伝統的なフィルムの色調をデジタルで再現することで、写真に独自の味わいを加えることができます
コンパクトなデザインと耐久性
GFX100S IIは、従来の中判フィルムカメラに比べて非常にコンパクトなボディを採用しており、中判としてはですが携帯性に優れたデザインとなっています
重量は約900gで、GFXシリーズのフラッグシップモデルであるGFX100IIと比較しても軽量です
軽量なカメラなので長時間の撮影や旅行などでも疲れにくく、持ち運びの負担が軽減されます
また、防塵・防滴構造で、過酷な環境下でも安心して使用できる耐久性を持っています
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GFX100S IIの実際の使用感、魅力
やっと本題に入ります
GFX100S IIを実際に使用してみると、その高性能に驚き、使いやすさにまた驚かされます
私の場合は風景撮影が使用の主な目的なので、その1億200万画素センサー、1億画素が生み出す圧倒的な解像感に感動してしまいます
ディテールの再現力や色の豊かさは他のカメラではなかなか味わえないレベルで、フルサイズセンサーではこれは出せないな〜と言った描写がたまにあったりして癖になります
このカメラを使用していると大判プリントで印刷したくなりますね〜まだ試してはいませんが…
風景撮影において、GFX100S IIの解像度は大きな武器となります
自然風景や都市の風景を撮影する際に、細部までシャープに描写されます
特に葉の一枚一枚や建物の外壁などが精細に写っているのを見るとゾクゾクするものがあります
また、センサーサイズが大きいため、ダイナミックレンジも非常に広く、明部と暗部の階調が豊かに表現され、ハイライトの飛びやシャドウのつぶれを回避することが容易です
特にシャドウ部の粘りはすごく、完全に黒潰れしちゃったかな?と思った写真でも、後で現像でガンガン戻ってきます
この様子は使った人にしかわからないものがあると思っています
そして富士フイルム独自の「フィルムシミュレーション」があります
撮影時の現場で設定をしっかり行えば撮って出しでも作品が作ることができるぐらいの、フィルムのような独特の色合いを表現することができます
ただ、私は後で現像をすることが前提なのであまりこの機能を有効的に使っていません、と言いますかなくても別に良いかなとまで思ってます
むしろ、offがないことが少し気になります
そうは言っても風景撮影ではベルビアの設定を結構使用していまして、鮮やかな色彩と高コントラストな風景写真を簡単に表現できるので、現像の際のテンプレのように使っています
ハマる人にはこれがないという人もいるぐらいの機能です
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次に私のもう一つのメイン被写体である野鳥ですが、これは少し苦戦しています
AF性能が格段に上がったとはいえ、やはりAF性能だけはフルサイズセンサーなどのフラグシップ機と比較して1〜3世代の性能差があると思います
この差と画質の天秤なのですが今のところ撮影機会も少なく、まだ手探り状態です
感覚としては、100点か30点かの博打要素が強い撮影になってしまう感じです、この辺りは追ってまたレビューしていきたいと思います
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少し改善点も書いておきます
最後に少し改善点、やはりメニューの項目の乱雑さと言いますか、他社と違う独特なところが非常に使い勝手が悪く感じてしまいます
大体のカメラはメニューを覚えなくても感覚でどの項目がどこにあるのかわかるのですが、フジのカメラはいつまで経っても覚えれません
これは私のスペックかもしれませんがどの会社のカメラでも大体苦にはならないので富士フイルム特有の問題かもしれません
クイック設定ボタンもあるのでそちらを活用したいです
この辺りも追って使い勝手を報告したいと思います
GFX100S IIの競合機種と比較
GFX100S IIは、中判デジタルカメラ市場において独自の位置を占めていますが、他のメーカーの中判カメラや高解像度フルフレームカメラとも比較されることが多いですね
ここでは、主な競合会社機種とGFX100S IIの違いを見てみます
ハッセルブラッド
ハッセルブラッドのカメラは、GFX100S IIと同じ中判カメラのカテゴリーです
デザインの美しさや優れた操作性で人気がありますが、レンズの種類や価格面ではGFX100S IIが優位です
ただ唯一無二なところやブランド力ではハッセルですね
日本メーカーを海外メーカーの違いもあって同じセンサーなのに全く違う描写がされたりと少し面白いです
ソニー
フジの競合機種としてはソニーのα7R Vもあげられます、あと7CRなどですね
約6000万画素のフルフレームセンサーを搭載しており、GFX100S IIと比較してもセンサーの大きさを考えれば同じような高解像度を持っています
フルフレームのカメラとしては非常に優れた性能を誇りますが、センサーサイズが小さいため、ダイナミックレンジやボケ味の点ではGFX100S IIが優位ですね
中判センサー特有の豊かな階調表現と細部までの描写力は、風景やポートレート撮影で大きな差を生むため、究極の画質を求める場合にはGFX100S IIが最適です
ただコストパフォーマンスや基本的な動作性能などは完全にソニーが上ですので歩どまり等を考えると一概には言えません
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まとめ
富士フイルム GFX100S IIは、中判カメラの性能を持ちながら、コンパクトで扱いやすいデザインと、優れた操作性を両立させたカメラです
その1億200万画素は、私の場合、風景や野鳥撮影などで圧倒的な描写力を発揮しています
今回はGFX100S IIの魅力を中心に書きました
今後はデメリットもどんどん書いた記事も書くつもりです
が、今回は1つだけ、やはり高画素、大きいセンサーの採用による弊害もあります、AF性能などがそれに当たります
特に動きもの等は非常に困難でストレスが溜まる撮影になりがちです
ですが、その苦労をしても撮りたいと思わせてくれる魅力があるカメラです
私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
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