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2001年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラに想いを馳せる

はじめに

私がデジタルカメラを使用するようになって四半世紀が経ちました
その間には色々なカメラが発売され色々なカメラを使ってきましたが、それをまとめて振り返るということをしたことがありませんでした
前回からシリーズとして1年単位で発売されたレンズ交換式デジタルカメラを振り返りながら、私なりの感想などを書いてみようと思います
2000年から2024年まで書いていく予定です
なお、全ては私の感想なので曖昧な点や間違った知識が含まれているかもしれません、あらかじめご了承ください


レンズ交換式デジタルカメラにとっての2001年とはどんな年?

2001年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラは、2000年を原点とするなら発展の年であったと思います
デジタル一眼レフが凄まじいスピードで進化を遂げつつあった時代ですね
この年も、CanonやNikonなどの主要メーカーが市場に影響を与え続け、黎明期ならではの盛り上がりを見せました
2001年に発売された主なレンズ交換式のデジタルカメラを紹介しながら、カメラに思いを馳せていこうと思います

発売されたカメラ

Canon EOS-1D

発売日:2001年12月
解像度:410万画素
センサー:APS-HサイズのCCDセンサー

Canonがプロ向けに開発したフラッグシップモデルで、EOSシリーズの上位機種として登場、この時はまだAPS-HサイズのCCDセンサーってのが時代を感じますね
報道やスポーツ写真向けに高速連写が可能で、プロフェッショナル市場で大きな反響を呼びました。1Dシリーズなのでもちろん高速処理能力や堅牢なボディが特徴です
ここからだんだん報道など即効性が必要なところからプロもデジタルに移行が始まった感じがします

Nikon D1X

発売日:2001年6月
解像度:530万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー

Nikon D1シリーズの高解像度版として登場して、まだまだフィルムに勝てなかった画質の向上を求めるプロ向けに開発されました
1999年発売のNikon D1の基本的な機能を継承しつつ、解像度を上げ、より細かいディテールの再現が可能となっています
広告やスタジオ撮影に多く使われました
まだこの頃はフラグシップ機でも複数発売するなど手探り状態だったんだなと感じます
そして530万画素で高画素機ってのが時代ですね

Nikon D1H

2001年6月
解像度:270万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー

Nikon D1の高速連写性能を強化したモデル
連写速度が向上し、スポーツや報道写真での使用が想定されてます
プロ向けに開発されて特に動きの速い被写体を撮影するのに適したカメラで、Canon EOS 1Dと同じようなコンセプトですが完全に連射等報道に振り切ってます
これぞプロ機といった性能でこういった特化型方式は一時期、万能型に押され少なくなりましたが、最近また増えているような気がします

Contax N Digital

発売日:2001年
解像度:600万画素
センサー:フルサイズ(35mm判)のCCDセンサー

Contaxが開発した初のフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフ
カールツァイスレンズが使えます(笑)
しかし、日本メーカーと比べ多く売れるものではなく、市場での成功とは言えずコンタックスがレンズ交換式デジタルカメラからの撤退を余儀なくされました
たまに中古屋さんでこのカメラ見かけますが、結構なお値段がすることが多いです
コンタックスのデジカメは個性的なものが多く発売されるたびに度肝を向かれたのを思い出します

まとめ

2001年は、2000年からの流れを受け継ぎプロ向けのデジタル一眼レフが強化された年でした
CanonやNikonが新しい技術や高性能モデルを市場に投入しましたがこれにより、とくに報道やスポーツ写真の分野でデジタル化が急速に進んだ時期でもあります
一方で、アマチュア向けのレンズ交換式カメラはまだまだ少なく、私達から見ると雲の上の話でしたね

私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
以下チャンネルへのリンクです


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