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【レビュー】Leofoto(レオフォト)自由雲台 HB-70 を購入しました

レオフォト自由雲台 HB-70 とは

写真撮影でブレていないしっかりとした写真を撮りたい場合、三脚を使いますよね?
三脚の上には雲台が必要で、もちろんこちらにも安定性や使いやすさは重要な要素です
特に、カメラをしっかりと固定し、自由に角度を調整できる「自由雲台」は、撮影において欠かせないアクセサリーの一つです
レオフォト(Leofoto)は、特に高品質で耐久性、コストパフォーマンスに優れた製品を発売しているとして最近よく使われているメーカーだと思います
レオフォトは中国発のブランドで、最近は超有名ブランドメーカーに次いでカメラアクセサリーの分野で信頼性の高いメーカーとして知られていますが、HB-70は、そのラインナップの中でもかなり大きめの自由雲台で、特に重たいカメラやレンズを使用する場合に適している製品です
しかしあまりレビュー等を見たことがない雲台でもあります
今回はそんなマイナー(?)なHB-70を購入しましたので特徴、使い方、欠点など、詳しく紹介していきます。

youtubeで動画も出しています
こちらもご覧いただければ嬉しいです!
【でかすぎ!】Leofoto(レオフォト)自由雲台 HB-70 を購入しました【レビュー】



レオフォト自由雲台 HB-70 の主な特徴

頑丈で高い耐久性と固定力

HB-70は、非常に高い耐久性を持っています、軽量とは言えませんが非常に強度が高いため、アウトドアでの使用や厳しい撮影環境でも問題なく使用できます
私はGFX100Sllで使用するのですがHB -70は超高画素の中判デジタルカメラ対応を謳っており、わずかなブレをも許さない撮影に対応する非常に強力な固定力を持っていますさらに、HB-70の最大耐荷重は40kgもあるので、望遠レンズなど、重たい機材でもしっかりと支えてくれそうです
これほどの耐荷重を持つ自由雲台は少なく、特に野生動物撮影や風景撮影などで大型機材を使用する私には最適なのかもしれません

大きく回しやすいノブ

スムーズな操作性

HB-70の操作性は、非常に滑らかです
自由雲台は、カメラの角度を自由に調整できるため、スムーズに動かせることが求められます
HB-70は高精度に作られているので、動かしてみるとわかりますが、各種お動作が非常にスムーズに行えます
また、雲台のボール部は70mmと非常に大きいですが、精密に加工されており微妙なアングル調整が必要なシーンでもテンションノブを使うことで的確に設定が可能です
今までこう言った機構の雲台を使ったことがなかったので、特に感じられたのかもしれません
風景撮影などで、細かなアングルの微調整が求められる場合、このスムーズな操作感が大きなメリットとなりますね

テンションノブの使いやすい

アルカスイス互換クイックリリースプレート

HB-70には、アルカスイス互換に対応したクイックリリースプレートが付属しています。アルカスイス互換は、今や広く使われる標準的な規格であり、多くの三脚やアクセサリーに対応しています
この規格により、他のカメラアクセサリーと簡単に互換性を持たせることができ、迅速な機材の交換や取り付けが可能です
私は今回アルカスイス互換の雲台が欲しかったので非常に好都合でした
L字プレートを装着している関係上、アルカスイス互換であれば変換プレートを挟むことなく使用できます

アルカスイス互換

実際に使ってみた感想、活用法

私が実際に使ってみた感想と活用法です

風景撮影

風景撮影においては、カメラの安定性が非常に重要なのでHB-70の最大耐荷重40kgは、大好きな長時間の露光撮影や、望遠レンズを使用した遠景撮影、PLフィルターを使用した時などどうしてもシャッタースピードが落ちるので、特に有効です
ラージフォーマットセンサーを使ったカメラでも安定して固定できるため、ブレのない写真を撮ることができます
また、底面近くに360度のスムーズな回転機構があります
よくある横方向だけの構図の切り替え時便利ですし、まだ試してはいませんがパノラマ撮影などにも使えそうです
パノラマ撮影で水平を保ちながらカメラを回転させることで、複数の写真を繋ぎ合わせた風景写真を撮影することができます

ガッチリ止まります

物撮り撮影

物撮り撮影では、ライティングや背景とのバランスを考えながら、カメラの位置や角度を微調整することが必要です
こう言った場合ギア雲台などが有効ですが、HB-70の高精度なボールジョイントとスムーズな操作性は、これらの微調整を簡単に行えるため、商品撮影にも的していると思います
実際使ってみるとノブを少し回しただけでガッチリ固定されるので、撮影に集中できます
また、HB-70の安定した固定力は、長時間の撮影でもカメラをしっかりと支えてくれるので、重力で落ちてくるようなこともなさそうでカメラ位置を頻繁に微調整しなくても済むと思います

三脚の脚との干渉にも気をつけましょう

レオフォト HB-70の欠点

HB-70には多くのメリットがありますが、いくつかの欠点ももちろんあります、万能な雲台は存在しませんね
重量がやや重いため、旅行や登山での使用では、他の軽量なモデルを使用した方が断然楽です
雲台だけで925g、軽い三脚でしたら雲台こみでもここまで重くないものもあります
そして非常に大きいので、これを活用できる機材は限られます
より軽量な機材を使用する場合は、別のモデルを選ぶのが良いかもしれません
私のように大きいカメラ、レンズ等を使用するための雲台だと思います

いつも使っている雲台との大きさ比較

まとめ

レオフォト HB-70は、高い耐久性と操作性を兼ね備えた自由雲台で、むしろそれだけがメリットです
40kgの耐荷重と滑らかな動作、アルカスイス互換のクイックリリースシステムで単純な性能だけならトップクラスに優秀です
価格も競合製品と比べて(そもそも競合製品が高すぎますが)非常に手頃で、コストパフォーマンスに優れていることと、複雑な仕組みではないので壊れにくそうですから、長く使える自由雲台を探している方にとっては最適な選択肢です
ただ非常に重く大きいのでその辺りは覚悟が必要です
三脚もこの雲台に合わせて大きく耐久性のあるものにする必要があります
大きなカメラやレンズを使用する場合は特に光り輝く雲台ですので、しばらく使ってみようと思います
また、長期使用レビューもするかもしれませんので、またのぞいてくださいね!

私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
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