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2008年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラに想いを馳せる

はじめに

私がデジタルカメラを使用するようになって四半世紀が経ちました
その間には色々なカメラが発売され色々なカメラを使ってきましたが、それをまとめて振り返るということをしたことがありませんでした
シリーズとして1年単位で発売された代表的なレンズ交換式デジタルカメラを振り返りながら、私なりの感想などを書いてみようと思います
2000年から2024年まで書いていく予定です
なお、全ては私の感想なので曖昧な点や間違った知識が含まれているかもしれません、あらかじめご了承ください


レンズ交換式デジタルカメラにとっての2008年とはどんな年?

2008年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラは、デジタル一眼レフが最盛期に、ミラーレスカメラの登場した時期でもあります
この年は、引き続きフルサイズセンサーの普及や、ハイアマチュア向けのモデルが多く登場し、パナソニックからいよいよミラーレスカメラが登場しました
2008年に発売された主なレンズ交換式のデジタルカメラを紹介しながら、カメラに思いを馳せていこうと思います

Canon

Canon EOS 5D Mark II

発売日:2008年11月
解像度:2110万画素
センサー:フルサイズ(35mm判)のCMOSセンサー

フルHD動画撮影機能を搭載した、世界初のフルサイズデジタル一眼レフカメラです
高解像度の静止画とフルHD動画の両方が撮影できる点が大きな注目を集めて動画をデジタル一眼レフで撮影するということが現実的になった機種とも言えます
もちろんプロの映像制作業界でも人気にでしたが、ハイアマチュアにも爆発的な人気を得た機種で、プロアマ両方から高評価を得たモデルです
個人的にはこの辺りがデジタル一眼レフの最盛期だと思ってます

Canon EOS 50D

発売日:2008年10月
解像度:1510万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー

中級者向けの高性能モデルです
40Dから引き続き、高解像度と高ISO感度を実現、連写性能も向上しました
AF性能も強化され、マイナーアップデートよりでしたが底上げがされた機種でした

Nikon

Nikon D700

発売日:2008年7月
解像度:1210万画素
フルサイズ(35mm判)のCMOSセンサー

フルサイズセンサーを搭載しながら、D3よりも小型でハイアマチュアユーザーに向けて設計されたモデルですが、多くのプロも使用しました
Nikonお得意の少し小さくして性能はフラグシップ譲りバージョンですね
フルサイズセンサーを生かした高感度性能が優れており、低照度でもノイズを抑えた高画質が特徴です
Canon EOS 5D Mark IIと凌ぎを削った特集などもあって盛り上がりました

Nikon D90

発売日:2008年9月
解像度:1230万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー

世界初のHD動画撮影機能を搭載したデジタル一眼レフカメラです
HDということでついに動画撮影が一眼レフにやってきた感がありました
写真と動画の両方を楽しみたいユーザー向け、手軽に高画質の映像を撮影でき人気を博しました
ここから性能アップは動画が中心となっていきます

Nikon D3X

発売日:2008年12月
解像度:2450万画素
センサー:フルサイズ(35mm判)のCMOSセンサー

Nikon D3の解像度を向上させたフラッグシップカメラです
高解像度と高画質を追求し、特に広告写真やスタジオ撮影での使用が想定されましたが高解像度と耐久性能を生かした風景写真等でも活躍しました

Sony

Sony α900

発売日:2008年9月
解像度:2470万画素
センサー:フルサイズ(35mm判)のCMOSセンサー

Sony初のフルサイズデジタル一眼レフカメラです
圧倒的な解像度と画質で内蔵手ブレ補正機能「Super SteadyShot」を搭載しています
これによりどのレンズを使用しても手ブレ補正がききます
風景やスタジオ撮影に向いていてSONYの代表的な機種になりました

Sony α350

発売日:2008年3月
解像度:1420万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー

中級者向けのモデルで、機能が豊富
チルト式液晶画面やライブビュー機能が搭載され、操作性が向上しています
特に初心者から幅広い層に人気がありましたがキットレンズ以外使用していないユーザーが多い印象でした

Pentax

Pentax K20D

発売日:2008年1月
解像度:1460万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー

高解像度センサーとボディ内手ブレ補正を搭載した特盛カメラです
防塵・防滴仕様で、アウトドア撮影に強くフィールドを選びません
お値段の割に上級者向けの機能が充実していてCanonやNikonに負けないワンランク上の性能を感じることができました

Pentax K200D

発売日:2008年2月
解像度:1020万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー

エントリーユーザー向けのモデルですが、機能が充実していました
ボディ内手ブレ補正や防塵・防滴性能を備えており、性能と価格のバランスが非常に良いカメラで人気でした
個人的にはCCDセンサーで単三電池駆動可能、今でも少し欲しいカメラです

Olympus

Olympus E-30

発売日:2008年12月
解像度:1230万画素
センサー:フォーサーズ規格のLive MOSセンサー

中級者向けのフォーサーズシステムを採用したカメラ
ハイアマチュア向けながらアートフィルターや多彩な撮影モードが搭載されていて、多様な写真撮影が可能です
主流になりつつあったライブビュー機能も搭載して機能も充実してました

Olympus E-520

発売日:2008年5月
解像度:1000万画素
センサー:フォーサーズ規格のLive MOSセンサー

ボディ内手ブレ補正とライブビュー機能がてんこ盛り、初心者から中級者向けに設計された軽量コンパクトなモデルで女性にも持ち運びが容易です
ダストリダクションシステムも搭載し隙がないモデルです

Panasonic

Panasonic Lumix DMC-G1

発売日:2008年10月
解像度:1200万画素
センサー:マイクロフォーサーズ規格のLive MOSセンサー

ついにきましたマイクロフォーサーズ
世界初のミラーレス一眼カメラとして登場しました
従来のデジタル一眼レフからミラーを取り除き、コンパクトながら高画質を実現した画期的なカメラでした
ただAFはお世辞にも良いとは言えず、まだまだ現在のようなミラーレス時代が来るとは誰も思ってはいない時期でした

まとめ

2008年はフルサイズセンサーカメラがどんどん発売された年でした
Canon EOS 5D Mark IIやNikon D700など、プロやハイアマチュア向けの大人気モデルが登場しました
しかしPanasonic Lumix G1の登場によって、ついにミラーレスカメラの時代が始まり、フルHD動画やライブビューなど、写真と動画の融合が進んだ年で、デジタルカメラの歴史が大きく動き始めました

私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
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