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FUJIFILM (フジフイルム) GFX 100S II を使ってみて感じるメリットデメリット

FUJIFILM GFX 100S IIを使い始めてわたしのメイン被写体である風景撮影、野鳥撮影と大活躍ですが、今の段階で感じるメリットデメリットを書いてみようと思います


GF500mmF5.6 R LM OIS WR

GFX 100S IIを使って感じるメリット

大型センサー採用による解像感、ダイナミックレンジ

やはりこれは多くの方といいますかこれを求めて購入する方がほとんどだと思います
GFX 100S II は1億200万画素のセンサーを搭載しており、驚異的な解像度で細部まで捉えることができます
これにより、大判プリントやトリミングも可能で余裕を持った作品づくりができると思っています
また、35mmフルサイズのセンサーよりも大きなラージセンサー4433を採用しているためより広いダイナミックレンジと高い階調表現が可能です
これにより、自然なボケ味や豊かな色再現が実現します
これはフルサイズセンサーを使っていたわたしとしてはびっくりするほどの違いを感じました

耐久性と防塵・防滴性能

GFX 100S llはマグネシウム合金のボディとシーリングにより、過酷な環境下でも使用できる防塵・防滴性能を備えています
これにより、さまざまな撮影条件に対応可能で純正レンズも防滴防塵のものが多く、天候に左右されず撮影場所で気兼ねなく使用することができます
雨が降ってきても平気で撮り続けていられるのは頼もしい限りです

コンパクトなボディ

GFX 100S II は、あくまでラージセンサー採用カメラとしてはですが、コンパクトで軽量なボディです
これにより、持ち運びやすく撮影や旅行にも持って行こうかと思わせてくれます
フルサイズセンサー採用カメラよりは大きいですが、フルサイズセンサー採用のカメラを持ち運ぶことが苦にならない方は、許容できると思います

GF20-35mmF4 R WR

GFX 100S IIを使って感じるデメリット

AFが少しもたつく、そして不正確

AFの性能がやはり少し不安に感じます
もちろんと言って良いのかわかりませんが飛んでいる野鳥の撮影などはかなり困難です
位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッドAFシステムを搭載してはいるのですが、まだまだ成熟度が足りない気がします
特に顔検出・瞳AFはカメラがピントが合っていると判断した写真でも持ち帰り確認するとピンズレしていたりします、この辺りは競合他社、まあラージフォーマットではなくフルサイズですが、この辺りには1歩も2歩も遅れを感じます

独特の操作性

特有なメニュー表示や位置に少しとまどります
風景写真を撮影する際にセルフタイマーを使いたいのですがドライブモード選択画面になく、いつももたついてしまいます
今でもどこにあるのかわかりません(笑)いつもクイックボタンから起動しています
こんな感じでこの機能使おうと思った時にすぐ探し出すのが困難です、フジに慣れていないと言えばその通りですが大体のカメラは直感で使えるのに、フジだけは無理でした、この辺りをどう感じるかによっても評価が分かれるところだと思います

レンズの選択が少ない

これはカメラの性能とは関係ありませんがレンズの選択肢がまだまだ少ないです
ようやく満遍なく揃った感じはありますが、もう少し明るいレンズや高倍率レンズなど選択肢が欲しい気もします
まあこれはラージフォーマットなので難しいのかもしれませんね

GF20-35mmF4 R WR

動画でもご覧ください

最後に

とりあえず数ヶ月メイン機として使ってきた感想を書かせていただきました
これからもどんどん活躍すると思いますので随時この話題はアップデートしていきたいと思っています

GF45-100mmF4 R LM OIS WR


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