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2007年に発売されたレンズ交換式デジタルカメラに想いを馳せる
はじめに
私がデジタルカメラを使用するようになって四半世紀が経ちました
その間には色々なカメラが発売され色々なカメラを使ってきましたが、それをまとめて振り返るということをしたことがありませんでした
シリーズとして1年単位で発売された代表的なレンズ交換式デジタルカメラを振り返りながら、私なりの感想などを書いてみようと思います
2000年から2024年まで書いていく予定です
なお、全ては私の感想なので曖昧な点や間違った知識が含まれているかもしれません、あらかじめご了承ください
レンズ交換式デジタルカメラにとっての2007年とはどんな年?
2007年も、デジタル一眼レフがさらに進化は止まりません
ミラーレスカメラの登場前夜とも言える時期ですが各メーカーが技術を進化させ、デジタル一眼レフは最盛期を迎えています
プロ向けモデルからエントリー向けモデルまで各メーカー凌ぎを削っており多彩なカメラが登場しました
2007年に発売された主なレンズ交換式のデジタルカメラを紹介しながら、カメラに思いを馳せていこうと思います
発売されたカメラ
Canon
Canon EOS-1D Mark III
発売日:2007年5月
解像度:1010万画素
センサー:APS-HサイズのCMOSセンサー
Canonのフラグシップ機です
高速連写性能(10コマ/秒)を誇るプロ向けのカメラ
報道やスポーツ写真で活躍するモデルで、高速な動体撮影に対応したAF性能や耐久性が特徴です
センサーサイズはフルサイズではありません
sがつくモデルがフルサイズセンサー採用モデルとなります
Canon EOS 40D
発売日:2007年8月
解像度:1010万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー
中級者向けに人気の高いモデルです
連写性能やAF性能が大幅に向上し、30Dにはなかったライブビュー機能も搭載されています
毎年のようにハイアマチュアモデルも発売されています
発売時期も近いのでNikon D40と少し名前が紛らわしいです
Canon EOS-1Ds Mark III
発売日:2007年11月
解像度:2110万画素
センサー:フルサイズのCMOSセンサー
フルサイズセンサー搭載のプロ向けフラッグシップモデル
圧倒的な画素数と解像度を誇り、商業写真やスタジオ撮影での使用を目的に設計されています
この頃は使用目的によりフラグシップでさえセンサーサイズも変わっていました
センサーをどんどん開発していたのがよくわかります
Nikon
Nikon D3
発売日:2007年11月
解像度:1210万画素
センサー:フルサイズ(35mm判)のCMOSセンサー
Nikon初のフルサイズセンサー搭載モデル
そう思うと随分フルサイズ搭載がなかったんですね、少しびっくりです
フルサイズセンサーを生かした性能で、ISO感度の幅が広く、低照度での性能が非常に高いことが特徴で
フルサイズセンサー機種ではありますがスポーツや報道撮影でも評価されました
Nikon D300
発売日:2007年11月
解像度:1210万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー
Nikonのハイアマチュア向けモデル
D200の後継機として登場しました
画質や連写性能が向上、51点AFシステムや6コマ/秒の連写性能を持ち、Nikonの代表作とも言える看板カメラだったと思います
Nikon D40x
発売日:2007年3月
解像度:1020万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
Nikon D40の上位機種で、解像度が向上しています
D40のマイナーアップデート版ともいわれますが息の長い商品だった思います
Sony
Sony α700
発売日:2007年9月
解像度:1220万画素
センサー:APS-CサイズのCMOSセンサー
Sonyの中級機として登場
画質や操作性が向上と手ブレ補正「Super SteadyShot」を搭載して旧ミノルタユーザーを中心にSONYへの移行が多くみられた機種です
Pentax
Pentax K10D
発売日:2007年(海外では2006年)
解像度:1020万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
ボディ内手ブレ補正や防塵・防滴機能を備えたモデル
ハイアマチュア、中級ユーザーに人気がありました
多機能でありながら、比較的リーズナブルな価格で提供されたので思わず食指が動いた人も多かったのでは?
Pentax K100D Super
発売日:2007年7月
解像度:610万画素
センサー:APS-CサイズのCCDセンサー
手ブレ補正機能(SR)をボディ内に搭載したエントリーユーザー向けカメラK100Dのマイナーアップデート版です
どんどんエントリー機を発売しますが、pentaxのカメラは新しいカメラが発売すると値崩れが激しかった印象です
Olympus
Olympus E-510
発売日:2007年3月
解像度:1000万画素
センサー:フォーサーズ(4/3)規格のLive MOSセンサー
ボディ内手ブレ補正とライブビュー機能を搭載
コンパクトながら高機能。初心者から中級者まで幅広い層に支持されたモデルですがこの頃はAPS-Cセンサーにだいぶ押されていた印象です
Olympus E-410
発売日:2007年4月
解像度:1000万画素
センサー:フォーサーズ(4/3)規格のLive MOSセンサー
小型軽量、ライブビュー機能を搭載したエントリーモデルです
E-510と同じような印象ですが手ぶれ補正がありません
Sigma
Sigma SD14
発売日:2007年3月
解像度:Foveon X3センサー(1440万画素相当)
センサー:APS-CサイズのFoveon X3センサー
Foveonセンサーを搭載し、RGB各色を個別に捉えるため、色の再現性や解像度が高いのが特徴です
久しぶりのSIGMAのカメラですね
フォビオンセンサーにこだわるSIGMAの熱意の塊のような機種です
それにしても独自技術を使用したマニアックなカメラですね
まとめ
2007年は、Nikonがフルサイズ市場に参入した年でNikon D3の登場は大きなインパクトがありました
CanonのEOS-1Ds Mark IIIやNikon D300など、プロフェッショナル向けおよびハイアマチュア向けのカメラが多数登場した年で、SONYも入ってメーカーの生き残り競争が激しくなってきています
ユーザーの幅広いニーズに応えるための製品が揃った年となりました
私のYoutubeチャンネルでも雑談形式でいつもカメラのことを話しています
ぜひ遊びにくてくださいね
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