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クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第40話

2023年 11月 29日(水) 

OGA BREWINGのラインナップに新しいシリーズが誕生しました。
その名もズバリ「落語シリーズ」です。
皆さんに、クラフトビールは自由だーーー!
と感じていただけるかなと思っています。

落語の世界観を落とし込んだビールだなんて、業界初?
ペールエールは『船徳』
ウィートは『宮戸川』
IPAは『百年目』
演目をイメージしてラベルと味わいを表現したのですが、早くも、
「飲んだら落語を聴きたくなる!」との感想が届いています。

落語ファンはもちろん、これから落語に触れてみたい人
噺家の皆さんに、ぜひとも飲んでいただきたいです。

Amazonでも発売中!→こちら

落語シリーズ 3本セットでぜひどうぞ 


中央線を中心に
クラフトビールの変遷をめぐる冒険


前回、口が肥えたベルギービールファンには
地ビールが刺さらなかったことを書きました。
2023年現在、中央線沿線界隈の「地ビール」を辿ってみると……

1998年初夏にパッカパパーン!と発売された地ビールがあったよね。
福生・石川酒造の「多摩の恵」です。
その時のキャッチは、110年ぶり、蔵元ビール復活! 
歴史を遡ること1988年に売り出した「JAPAN BEER」以来だったこと
あちこちで話題になったこと覚えている人も少なくないでしょう。

えっと、中央線界隈の地ビールは「多摩の恵」がお初だった?

実は、その4年ほど前、1995年に
ホッピービバレッジの「深大寺ビール」が誕生していました。
あのホッピーのホッピービバレッジです。
エリア的には中央線から外れるけれど、
三鷹からバスでつながるし徒歩・自転車圏内ということで
変遷を語るときに触れておきたいビールです。

ビールを造り始めるきっかけはもちろん酒造法の改正。
会社HPによると


1994年、ホッピービバレッジに神風が吹きました。酒税法の改正です。それまで「200キロリットル」と決められていた年間最低製造量が「60キロリットル」に改められたのです。「ビール作りは男の浪漫」。初代・秀が抱き続けた夢を、現会長の石渡光一がついにを叶えました

ホッピービバレッジ公式サイトより

全国で5番目にビール醸造免許を所得して
「深大寺ビール」と「赤坂ビール」の醸造を開始。
その後、「調布ビール」「日本橋ビール」などラインナップが増えて
現在は7種類のビールを、調布工場で醸造し続けていて
「地ビール」の草分け的存在として定着している!

ベルギービールファンの人に刺さらなかったという表現を訂正します。
「ちゃんと刺さるビールもありました」と書くべきでした。ごめんなさい。

深大寺の蕎麦屋さんで飲んだことありますよね〜🍻
調布ビールのラベルは調布市長の直筆だそう🖌

1998年夏、
調布市富士見町(現在、ビッグボーイがある場所)に
「バッフェ アメリカン」という名前のファミリーレストランがあって
すぐ近くの工場から届く深大寺生ビールを飲めたのだが
どこがやっていたお店だったんだろう。うーむ。(続く)

今回の記事で40回を数えました。
いつも読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。
励みになっています。
これからもよろしくお願いいたします。



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