クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第56話

2024年 10月 30日（水）

「スタッフ不足により本日休業します」という飲食店の貼り紙を見かけ、
大変だよなあと店主の気持ちについ寄り添ってしまいます。
どの業界も人手不足が続いているようで
今年になってから人手不足を理由に倒産した企業が190社近くもあって
去年より70社も増えているんだって。

このニュースに触れて、
「人手不足」という言葉に少し引っかかりました。
「手」ならなんでもいいわけではないという意味合いを込めるなら
「人材不足」だよね。全然違ってくるような気が。
僕は「人手」より「人材」が気になるし、いつも求めています。

片腕、二番手、番頭さん！

会社の代表を務めている僕を軸に考えて
片腕となって働いてくれる、二番手のような存在……
昔風に表現するならば「番頭さん」！
いつも一緒に仕事をして、僕の思いを理解して
共に階段を一段一段のぼってくれるような「人材」に
めぐり合えたらいいなと思うのです。

寄り添って、折に触れては叱咤激励してくれる秘書的な人材、
僕にはできない総務を細やかにこなしてくれる人材は
本当にありがたいことにそこにいてくれるのですが
僕と同列に立ち、共同経営のようにタッグを組める人には
なかなかめぐり合えません。

近しい人に話すと、夢物語のようだと捉えられそうですが
これから事業をさらに進めていく上で、
番頭さんのような人材がそばにいたらいいと最近特に感じています。

しかしながら、
番頭さんには、労働条件があってないようなもの。
経営と現場（＝ビールづくり）のことを、ほぼ24時間いつもどこにいても
OGA BREWINGのことを考え続けることになるわけです。
給与の細かい計算はできないし、当然、年棒制になるだろうけど
土日休ではないし、世間一般的にいう好条件なんて不可能です。

けれど、クラフトビールがすごく好きで、
人生をクラフトビールに捧げたい、新しい何かを起こしてみたい人にとって
とてつもなくやりがいのある職場だと思うんだけどなあ。

もちろん、クラフトビールの仕事経験がなくてもいい。
「ゼロ」で「フラット」な今からでも必ずスタートできる。
また、どこかの世界（業界）ですでに成功して
ひとつのロジックを習得している人なら
スムーズにカスタマイズできるはず。きっと。

まずは、選んでもらえるように、
僕自分のスキルアップを目指したい……！

いやはや、今日も大きく脱線して
求人広告のようになってしまいました😅

ON TAP

三鷹の森フェスのために醸造した
三鷹産バタフライピー使用の「M.C Butterfly Pea」を
ON TAP！
タップルームではバタフライピーを浮かべて提供。
さわやかな晩秋の最初の一杯におすすめします🍻

人材の話でも、うちのオリジナルビールでも、
何か心に引っ掛かったら
気軽に三鷹のブルワリーを訪ねてください。

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