クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第5話
2023年3月26日(日)
WBCは幕を降ろしたけれど、あの興奮の余韻がまだまだ続く雨の週末。
ビールを片手にお気に入りの選手やプレーの話をしている人もいる、いる!必ずや話題に上がる大谷翔平選手。ここでも話題にさせてください。
皆さんは、大谷選手のの愛読書が何か知ってますか?
愛読書について話題になることも多いので、ご存知の方も多いでしょう。
渋沢栄一の『論語と算盤』(1916年出版)です。
日本ハムにいた時に栗山監督から手渡されて読んだのだそう。
「論語」=「道徳」、「算盤」=「経済」。
一見するとまったく違うふたつのことで矛盾するようだけれど、ふたつを両立させて新しい価値を導き出すということ。
プロ野球かっら大リーグと歩む際、大谷選手は矛盾を考えたんだろうな。
それは「理想」と「結果」かな。
僕たちが取り組んでいるビールにまつわる商売に置き換えると、それは……
「理念」と「利益」だね。
栗山監督の真似をして、僕が社員やスタッフに『論語と算盤』を配る?
なんてことはないけれど、気になった人はぜひ読んでみて!
第5話
そろばんを習っていました
note.のタイトルが『夢とそろばん』、渋沢栄一の著書も『論語と算盤』。
だからってわけでもないけど、そろばんのことを少し書きます。
小学生の頃、僕はそろばん塾に通っていました。当時は、そろばんか書道を習うのが流行ってた! 商売人の家で生まれ育って、家にはそろばんがあってとても身近なものだったから、そろばんやるのは当たり前のようでした。
学校でも算数の時間にちゃんとそろばんを習う期間があったし、そろばんできない子の方が珍しかった時代です。何級まで進んだか忘れちゃったけど、今も何か計算すべき時は、頭の中にそろばんを置いてイメージしています。
今、数字が好きで、わりと強いのは、そろばんを習ったおかげかなあ。
ビール造りの仕事を始めてからはリッター数や、原価、単価が常に頭の中にあって、どう進めばいいか、整合性を満たすにはどんなやり方があるか。
数字について考え続けています。(そうは見えないかもだけど、本当です)
小学時代のそろばん効果は、プログラマーになりたい夢にもつながった。
何を隠そう、僕、プログラマーになりたかったんです。
きっかけは、6年生の時に地元で開催された横尾忠則の展覧会でした。
今思い出しても大興奮していた僕は、コラージュってどうするのかなとか、横尾忠則の世界に興味津々で、自分でもやってみたくなった。
で、ゲームプログラムやってみようって、そっちの道へ舵を切る。
中学時代にはすでにパソコン持っている友達がいて、簡単なテニスゲームをプログラムしたり。高校は商業高校の「情報処理科プログラム課」へ。
その後、紆余曲折あって道は変わってしまったけど、専門分野を学んだから仕組みがわかる。どんなプログラムなのかわかるのは、強みですね。
書きながら思い出しました。
僕の最初の一歩は、横尾忠則だったんだ!
もちろん今も大好きです。
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