見出し画像

学びを終えて、GWを終えて、いま思うこと

4月の中旬に通っていたデザインスクールを卒業し、あっという間に
1ヶ月が過ぎようとしています。
こうやってPCにじっくり向き合うのは、実のところしばらくぶり。

この空白の1ヶ月間、私は文字どおりヌケガラでした。

スクール生だった過去3ヶ月間は、朝子どもを幼稚園に送っては
PCに向き合い、夜子どもが寝静まってからもまた、PCに向き合い…。
少しでも時間が空いたらとにかく課題をやりたい!ずっとデザインのことを考えていたい!とことん向き合いたい!そんな日々でした。
学びの総まとめとも言える卒業制作の発表会直後、私はZOOM画面を切ると床に大の字で寝転がり、そのまましばらく動けなかったのです…笑。
無事発表を終えた安堵感と、慌ただしくも充実していたスクール生としての日々が終わってしまった喪失感と、これからの自分への期待と不安と…。
色んな気持ちが一緒くたに押し寄せ、完全にフリーズしてしまったのです。

まさにこんな状態。
Macのクルクル。

フリーズしてから暫くの間は、不思議とPCに体が向きませんでした。
(子どもが立て続けに体調を崩したこともありますが…)ついこの前なら子どもたちが寝たらすぐに起き上がってPCに向かっていたのに、気づいたら一緒に朝まで寝てしまったり、朝は朝で他のやるべき家事などに追われて1日が終わってしまったり。。
自分でも気づかなかったけど、この3ヶ月間デザインと向き合うために相当自分に負荷をかけて時間を捻出していたんだなぁと、思い知りました。

ヌケガラ期もそう長くは続かない。

そんな日々の中、とある友人とお茶をしていた時のこと。
その友人は本職の傍ら、スピリチュアルカウンセラーとしてのキャリアを
スタートさせたいと話していました。
カウンセラーとしてどんなセルフブランディングをしていくのか、彼女の持つ魅力や雰囲気をデザインで表現したい!と思い、話を聞きました。
そして競合を調べ、ペルソナを考えて、イメージボードを作り…気づくと2、3時間ほどPCにかじりついて資料を作り上げ、友人に送っていました。
いきなり資料を送られ、さぞ友人はびっくりしたことでしょう笑。
ただ嬉しいことに友人はとても喜んでくれて、資料をもとに彼女のinstagramの投稿テンプレートやサンクスページのデザインを作ることに。


歩みは遅けれど、
ゆっくりとじっくり着実に。

こうして私のヌケガラ期は終わりを告げ、カメ期を迎えました笑。
ヌケガラ期の中にいたときは、あれ?このまま燃え尽き症候群のように私は灰となり、デザインとは離れた日々に慣れて、以前とは変わらない日常をぬるっとしれっと送ってしまうのかな、そんなことを思ったりもしました。
けれどやはり、私はデザインが好きなようです。誰かの願いや思いをみえる形にして、その人らしさが光るデザインを届けたい!そんな気持ちを懲りずに持ち続けているようなのです。
卒業して、晴れてデザイナーとして、華々しくデビュー!ではありませんが、目の前の人のデザインの困りごとに一つ一つじっくりと向き合い、
前よりも居心地が良くなるような、いいでしょう?と自信が湧くような
デザインをお渡しできるよう、日々学びの姿勢とプロとしての自覚を忘れずに、歩んでいきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!