告白 | レアのろ Part9
向こうがどう思っているかも分からず、たとえ両想いでも途方もない遠距離恋愛になることは承知の上で、想いを伝えることを決めたクボ。
正直なところ、付き合いたいという気持ちはあまりありませんでした。
ただ好きだという気持ちを伝えたい。
ほんとにそれだけ。だってたとえ両想いだったとしても、ベトナムとスウェーデンの距離だと付き合うも何もないなって思ったから。
口では付き合ってますと言えど、会うことができないから、やれることなんて連絡取り合って、たまに電話して、、くらい?
それなら別に付き合っていようが付き合ってなかろうが大差ないなと。
「付き合う」という概念ってこう考えてみると、ほんとにあやふやですね。
だから大事だと思ったのは二人の関係性よりも、サマちゃんのことが好きだっていう気持ちを知ってもらうこと。
そしてサマちゃんがクボのことをどう思っているか知ること。
告白の方法についてですが、距離(時差)もあるし電話で伝えるとなると向こうの都合に大きく左右されると思ったので、テキストで伝えました。
あと、電話でうまく想いを伝える自信もなかったです…
想いを伝えた日は、なんとサマちゃんの誕生日。
そしてクボがスペインからベトナムに戻ってくる日でした。
実際に送った告白文をなるべく自然な感じに意訳+省略して掲載します。(原文は英語)
お誕生日おめでとーーーう!
スペインにいる間にお祝いできなくてごめんね。
とにかく、あんなに楽しく一緒にスペイン旅行を満喫できてほんとに良かった。
歳を取って身体が動かなくなるまで、もっともっと色んな場所にこうやってサマちゃんと行けたらいいなって思ったよ。
それでね、、正直なことを申し上げますと、私は自分の気持ちについて少し混乱しております。
ほんとにサマちゃんのことが大好きなんだけど、これを友情のままにしておいた方がいいのかどうか分からなくて…
たぶんサマちゃんとの繋がりを失うのが怖いだけなんだけどね。
でも、ちゃんと正直に伝えたら失うことはないって、エリックが教えてくれたから、この気持ちをちゃんと伝えようって思ったんだ。
もちろん二人の距離を考えると、親しい関係を続けていくのはすごく難しいんだろうなって思うのだけど、それでも、好きだって伝えたかったから。
サマちゃんが私のことをどう思うか、これを読んでどう感じたか知れたら嬉しいなと思います。
って、とんだバースデーメッセージになっちゃったね。笑
サマちゃんからのお返事はまた次回。
※ちなみにエリックはクボを泊めてくれていた友人の名です
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