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コロちゃん
先週の火曜日、ラブコのミューズとしてみんなに愛されていたコロちゃんが天国に旅立ちました。享年17歳。腎不全が進行してのことでした。
コロちゃんがラブコにやってきたのはラブコのオフィスがが等々力から今の鷺沼に移転した年、2019年の12月。
当時、ラブコの保護猫の一時預かりをしてくださっていた方の遠い親戚の方からの相談でした。コロちゃんはおばあちゃんとの二人暮らしでしたが、そのおばあちゃんが入院してしまい、お隣の家の方がコロちゃんのお世話をしてくれていたそうですが、そのお隣のおうちが火事になってしまい、引っ越しを余儀なくされ、コロちゃんのお世話をできる人がいなくなってしまったと。飼い主の人間が高齢で、猫が残されてしまうというのはまあまあよくある話だし、本当だったらご家族で面倒見れないのかなど色々確認したりするところなのですが、コロちゃんの年齢を聞いたら14歳(当時)というじゃないですか。うちの猫もコロちゃんと対して歳が変わらない子がいて、長年一緒に暮らしてきたおばあちゃんと突然離れ離れになって、さらに引き取り手がいなくて、、、という事実に胸が苦しくなり、当時のラブコはまだ余裕があったので、一つ返事でラブコで引き受けることにしました。
こんな背景があって、なんとなくしんみりモードというか、猫ちゃん、可哀想に、、なんて思っていたのですが、やってきたコロちゃんを見てそんな切ないムードが一気に笑いへと変わりました(失礼!)
やだ、かわいい(笑)
ちょっと目が離れていて、なんとも言えない顔!おまけにお腹に黒い●がついてるし。
そう、やってきたコロちゃんは可哀想な猫というオーラを全く漂わせておらず、私も山ちゃんもコロちゃんの魅力に一瞬でノックアウトされました(笑)
コロちゃんはそのカリスマ的な魅力で一気にラブコのミューズとなりました。コロちゃんの顔を見てると色々作りたくなってくる。そう、創作意欲を刺激する顔って言うんでしょうか。
バスハーブのパッケージになってもらったりしました。
コロちゃんの写真を見だしたら止まらなくなってしまって、コロ沼にどっぷり陥ってしまう〜!
その後もコロちゃんはたくさんのコログッズを世に送り出し続けました。
(コロちゃんグッズの数々はこちらもご覧ください)
しばらくはラブコオフィスで魅力を振りまいていたコロちゃんですが、2021年の8月ごろから急にご飯を食べなくなってしまい、入院することになってしまいました。持病の腎不全の悪化は見られましたが、全くご飯を食べないという原因がはっきりとわからないまま、このまま何も食べなければいずれ弱って亡くなってしまう、、と言われてしまいます。
コロちゃんは人は大好きですが、実は猫は大嫌い。
ラブコのオフィスの猫たちにも常にブチ切れまくっており、夜、誰もいないオフィスに置いておくのも心配。そんなわけでオフィスからうち(今村家)に引っ越しすることになったのが昨年の9月でした。
うちにも猫はたくさんいるのですが、幸いだんなの仕事部屋は猫フリー!仕事の邪魔をしない子なら入れてもいいという許可をもらい、旦那の仕事部屋はコロちゃん専用のホスピスとなりました。
ホスピスでのコロちゃんの様子は「コロさん日記」をご覧ください。
看取る覚悟でうちに迎え入れたコロちゃんでしたが、なんだかんだと元気になりまして、約1年、うちでリモートワークをしながらのんびり暮らしていました。
徐々に痩せてしまい、得意のお返事も少なくなってきて、そろそろお別れがくるかもしれないと思っていた数日後、ダンナがコンビニに買い物に出た間にサクッと旅立ってしまいました。
今日でコロちゃんがいなくなってちょうど1週間。
8月は怒涛の通院ラッシュで私もヘロヘロになっていた時でした。
本当に最後の時はいつも猫の隣にマットレスを敷いて一緒に寝ていたのですが、コロちゃんとは1日しか寝れなかった。3日くらいは添い寝できると思っていたんだけどな。。。
「あんたお疲れでしょ!いいわよ」と粋な計らいをさせてしまったのかもしれません。
コロちゃん、また時々働いてもらうと思うけどいいよね?
コロちゃんを愛してくれた皆様、ありがとうございました。コロちゃんはみんなを幸せにしてくれました。
またね、コロちゃん!
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