Dr.ごましおとたかちゃんという猫
もうすぐごまことDr.ごましおの命日で、いつもお花を送ってくれる方がいます。
ありがとうございます、S様。
ごまは2017年の5月に旅立ったんですが、同じ日にラブコができる前、Buddyという名前でコーヒーを売っていた時に保護した『たかちゃん』という老猫でダブルキャリアの猫が旅立ちました。
たかちゃんは当時の会社の敷地をふらついていたときに保護したのですが、今みたいに自分の会社ではなくて間借りしていたようなものだったので、室内にいれてあげれず、会社の倉庫の中で暮らしていました。最後の最後はうちに連れて来たけど。
たかちゃんのことがあって、やはり他人に頼ってたらシェルターなんていつまでもできやしないんだわ、と感じるようになりました。甘かったね、わたし。
その後ほどなくして、案の定、Buddyとはさよならすることになり、ラブアンドコーを設立したわけです。たかちゃんに背中押されたんだと思います。
Dr.ごましおはラブコの最初の保護猫で、まだオフィスになんにもないときにやってきました。
ごまをオフィスの中に迎えられたとき、かつてないほどの喜びをかみしめたのを覚えてます。
今ではあたりまえだけど、Yes, オフィスに猫オッケー!
保護当時、脱水が酷くて2週間入院して、医療費もかさむ、ってなりましたが、そのためにラブコ設立したんだから、がんばればいいよ、と言える自由と責任。
あの時本当の意味で、ラブアンドコーができたんだな、と思いました。
保護活動ってなんやかんや人に気を使うことが多いし、猫保護するってワガママみたいに思われたりするふしがありますよね。
でもラブアンドコーは猫保護する会社だからワガママ放題 笑!命を預かる責任はぜんぶ引き受けないといけないけれど。
会社で働くときのやりがいはみんな人それぞれだと思いますが、野良猫を保護できるようにするために働くなんて、これ以上のモチベーションはなかなかないと思います。
ごまは闘病時間も長かったし、最期は本人は大変だったと思うけど、思い出すのはそんなことではなくて、あの何もない等々力のオフィスにやってきたときのごま。
ごまはラブコという会社のはじまりと、勝ち取った自由の象徴みたいな存在なのです。
きっと今でもしっかり働けよ、ってみてると思います。