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カレー子の保護を通して思ったことがたくさんあった話1
6/2カレー記念日にスタッフゆいとそのパートナー、ブライアンで捕獲し、二人の家でしばらくリモートワーク予定だったカレー子。
4日間我が家にいたのち、6/6にラブコへ移動することとなりました。
自分で外の猫を捕獲したのは今回が初めてだった私達。
何かすごい事件が起きたわけでもなくカレー子も人馴れしている子でしたが、見事に感情が揺さぶられ、後悔や今後の反省、色々なことを考えた4日間でした。
悶々としていたところ今村さん、山下さんに思いの丈をぶつけてOK!と言っていただき、こちらも初のnoteで気持ちをまとめてみたいと思います。
勢いだけは良かったものの急落してしまった、という初保護話ですので、これから個人で保護活動をしたいと考えている方は、どうぞあまり良くない例として参考にしていただければ幸いです...笑
出会いと転機
カレー子は家の近所にある公園に何頭か住み着いている内のひとりで、引っ越してきた1年半ほど前からよく可愛がっていた子でした。
何頭かいる中でもかなり懐っこく、人がいるベンチに一緒に座ってすり寄ってきたり、自らお尻を突き出してきてポンポンを要求するなんともラブリーな子。
当初は可愛い子が近所にいることをただ喜んでいました。
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みんな耳カットされており毛艶も割と良く、地域猫としてご近所の方々に可愛がられているようでした。
その時は「地域猫なら安心かな」くらいに思っていたのですが、ラブコへ通うようになり今まで気にしていなかったことが気になったり、不安を感じるように。
餌やりさんは毎日同じ方が来ているわけではなく、また高齢の方がほとんどだからか雨の日などは誰も来ないこともあるようでした。
人間も病気をしてある日突然来られなくなったりする場合もあるよな…などと考える内に、胸がざわざわとしてきて、その内ぱったりと姿が見えなくなってしまった子も出てきたりして。
特にカレー子は初めから少し耳の調子が悪そうで、気付いた時にはもう膿がたくさん出て耳がガサガサで、これは自力では治せないだろう、という状態になっていました。
安心かな~なんて思っていた自分が嘘みたいに、むしろ不安定なバランスでなんとかここは成り立っているのかもしれない。
一度そう考え始めてしまったら、今まで純粋に可愛がっていた猫達がすごく儚い存在に見えてしまって、公園に行くたびに「もっと広い家に引っ越したい」「もう保護してしまいたい」と言ってブライアンを困らせていました。
それでも自分に出来ることをまずやるしかないか…と思っていた中、ある日ブライアンから来たラインで捕獲までの急展開を迎えます。
捕獲
「カレー子の様子がいつもと違う気がする。いつも来ないところまで鳴いて付いてくる」「何度もくしゃみをしている」
というブライアンからのラインを見て、ラブコ出勤中だった私はすぐその場の今村さんに相談しました。
その日は雨だったので、恐らくまた餌やりさんが来ずお腹が空いていたんだと思います。
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耳が気になるのか仕切りに首を振っていました
健気にブライアンに着いてくる動画を見たらもう気持ちが止められず、ラブコにいて気が大きくなっていた私は(ラブコにいるとなんでも出来そうな気がしてきてしまう)その場で捕獲を決意!
翌日には借りたキャリーを持って帰ってきた私を見て、「え…」という困惑顔をしていたブライアンが印象的でした笑
勢い「だけ」は今回自分の唯一良かったところだと思います…。
早速翌日の昼に見に行きますが、姿が見えず。
暑い日中は出てこないかもと助言を頂き、仕事帰りの夕方にリベンジすると、ひとりぽつんと佇むカレー子がいました。
やっぱり耳はひどいし、鼻水も目ヤニも出てる。
私を見つけるなり寄って来て離れる様子が無かったので、イケる!と判断しすぐにブライアンに連絡。たまたま仕事のキリがよかったらしく、息切れ汗だくの大急ぎでキャリーを持ってきてくれました(ありがとう)。
その後は本当にあっという間で、おやつで誘ったらものの1、2分で自らキャリーにIN。
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すぐに大きく鳴き始めたので、この時点で
色々覚悟しておくべきでした。
勢いが良すぎて部屋の準備が出来てなさすぎた&、このままシャンプーも出来るし、まずは狭い場所が落ち着くだろうということで一旦お風呂場にいてもらうことに。
ブロードラインをすぐに付け、48時間後シャンプー→準備が完了した広い部屋へ移動 といった計画でした。
カレー子は人馴れもしているし、大丈夫だろうと甘く考えていたと今になって思います。
捕獲までで想像以上に長くなってしまったので、つづきます。
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