もしも家に外国人がやってきたら?

"ホリデー"という映画があります。(キャメロンディアスが出演していたのね。)ネットで知り合った国も違う、生活習慣も違う、文化も違う背景を持つ女性二人が期間限定で家を交換しちゃう、という映画です(なんてざっくりとした説明..)

この映画を見て、いいなあ〜〜!面白そうと思ってた数年後に夫がどこからか情報を仕入れてきてAibnbという民泊を家でやろうと言い出しました。Aibnb...今はだいぶ知られているようになったのかな?

そんなわけで2年ほど自宅に色んな国のひとがやってきてご飯を食べ、うちに泊まっていきました。(ちなみにうちは個室はなくちょっと変わったお家です。建築に興味があるひとがよく来ていました)


わたしのふつうの暮らし、日常が彼らと過ごすことによって非日常の経験となりました。毎日通る道もなんだか新鮮だし、なんていうか...(しつこいけど家は個室がありません。トイレは個室だよ)遠い外国からやってきた人が壁一枚向こうでいびきをかいて寝ている...というのはなかなか刺激的ではありました。海外旅行へ行くにはお金がたくさんかかるけど、彼らにきてもらえば家にいながら語学留学できるよ!というポンチな夫の考えに"なるほど!少しこわいけどやってみよう!"素直すぎる(ばかなのかも?)わたしはその案を受け入れたのでした。

こどもたちはときどきやってくる言葉の通じないひとたちと暮らしてみて何を感じたのか...


↑中国では一戸建ての家が珍しいのだそうです。 

年末に一人で過ごしたいから家を貸して!とスイスから一人でやってきた女性もいました。年末年始は家族で過ごすもの...という価値観をひっくり返してくれたのは彼女です。なんと自立した大人なのでしょうか!

わたしたちは彼女に鍵を預けて夫の実家のある名古屋で年末年始を過ごしました。家に帰ると彼女からの感謝の置き手紙と小さなお菓子がありました。


それから2年後にはAibnbで溜まったお金で中国に行くこともできました。



夫は中国が気に入ったらしく、一人で何度か中国旅行へ行くようになりました。

とても刺激的な日々でした。見ず知らずの外国人がね、きょうも泊まりに来るんだ〜へへ(^∇^)とさすがにママ友には話せなかったけれど、当時のわたしたちには必要な経験だったのでしょう...と振りかえってみると思う。

やったことのないことをやることは怖いけど、怖い!って言う思いが出てきたらチャンスでそれを超えると想像もしなかった世界へ連れて行ってくれる...そんな風に今は思います。






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