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peishum
土用の丑の日
昨日は、土用の丑の日でしたね。
世の中では、うなぎを食べましょう! アピールがすごく、スーパーでもうなぎを売ってたりする日。
私も、ものすごくスキ、というわけではないけど、子どものころは、あの『タレのかかったごはん』部分が好きで(うなぎ本体はあまり食べなかったのかも)、それなりに食べた記憶が。
そんな私も、ダンナのところに嫁いで20年以上。
現在の゙おかっちょ家(嫁いだ家)では、うなぎを全く食べません。
なぜか。
これは、嫁いで知ってビックリしたことランキング(笑)の゙上位に入るのですが。
ダンナの家は、農家なだけあって、いろいろ季節の行事やら言い伝えやらを大事にする家なのです。十五夜には、お赤飯やお煮しめを作ってあげたりね。節分の頃には、郷土料理のしもつかれも作りますよ。
そんな我が家の氏神様(土地を守る神様)が、どうやらヘビだという話で、うなぎとヘビって姿かたちが似てるから、食べてはならぬと、ご先祖様から言い伝えられてきたらしいです。
なので、我が家では土用の丑の日にうなぎを食べることはないのです。
ダンナ母は、「もう昔の話だから食べてもいいんだよ」と口では言いますが、きっと食卓にうなぎを出したらビックリした顔で「なんだい、コレ!」と怒る気がするので、忠実に守っている気弱な嫁(笑)
食べないだけ、と言っても、けっこういろいろ気は遣うんですよ。
うちがとってる農協の食材は、土用の丑の日の直前、やはりうなぎが配達されるんです。
食べないものが4人分も来る。
ママ友ネットワークを使って、毎年、誰かしらにあげています。
うなぎ好きな人って多いから、結構な確率で喜ばれます(笑)
かわりに我が家では、鮎の塩焼きが、土用の丑の日のごちそうになりました。よかよか。